作成日:2020/03/08

更新日:2020/03/13

【取材】すれ違いを恋のきっかけにするCROSS ME(クロスミー)にインタビュー!おすすめの使い方は?

ホンカツ編集部
ホンカツ編集部

2020年2月、ホンカツ編集部は「すれ違い」に着目した、ユニークなマッチングアプリ「CROSS ME(クロスミー)」に取材を実施させていただきました。一般的なマッチングアプリは、自分の好みに応じて「年齢」「身長」「年収」「結婚までの期間」などを設定し、異性を検索する形です。しかし、クロスミーの場合は自分が「すれ違った」人がアプリに表示されるという形になっております。このように「すれ違い」に着目したきっかけは何だったのか、そして運営会社だからこそ分かる「おすすめの使い方」はあるのかなど、読者のみなさんが気になることを伺いました。クロスミーの開発・運営を行うのは株式会社サイバーエージェントの子会社である株式会社プレイモーション。今回、代表取締役社長の平松繁和さんにお話をお伺いしました。

CROSS ME(クロスミー)の起ち上げきっかけとは?

CROSS ME(クロスミー)の起ち上げ

サイバーエージェントグループでは、クロスミー以外にも、趣味でつながるマッチングアプリ「タップル誕生」と、電話で繋がるマッチングアプリ「koely(コエリー)」を運営しています。

どういった経緯でクロスミーを起ち上げることになったのか、その経緯についてまずはお伺いしました。

貴社は「タップル誕生」を運営されていますが「CROSS ME」を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください。

「CROSS ME(クロスミー)」に関しては、マッチングアプリ市場が伸びている点、「タップル誕生」にて開発・運営でノウハウを持っている点、「すれ違い」をフックに、他マッチングアプリとは異なる新しい体験を提供できる点を踏まえて参入を決めました。

「すれ違い」に注目されたきっかけを教えてください。

起ち上げ当時は、「検索条件」を入力して異性を探す、データベース型のマッチングアプリが主流でした。

しかし、世界を見渡してみると、ヨーロッパやアメリカでは「位置情報」を使ったマッチングアプリが登場してきておりました。

また、「Pokémon GO」がリリースされる等、位置情報を利用することへの抵抗感が払拭されてきていたこともあり「すれ違い」を武器にすることに決めました。

参考にされたアプリはありますか?

そうですね、日本にはあまりありませんでしたが、「Tinder(ティンダー)」や「Happn(ハップン)」など、GPSを使っているものについてはとても研究しました。

海外のマッチングアプリとの差別化はどのように図ろうしたのでしょうか?

海外アプリでは「何メートル以内にいます」と位置情報が具体的に出てしまったり、監視が弱く悪質なユーザーが多かったりと使いづらい点を多く感じました。

そのため、日本人向けに安心・安全と、位置情報の微妙なさじ加減を意識して作りました。

CROSS ME(クロスミー)の特徴は?

CROSS ME(クロスミー)

みなさんが気になることの一つとして、CROSS ME(クロスミー)はどのような人たちが使っているのかということでしょう。

そこで、クロスミーの会員の方の情報についてお伺いしてみました。

会員の方のデータを数字で見てみましょう!

「CROSS ME」という名前の由来は、何ですか?

後発だったので、「何が新しいのか」を明確にする必要があり、「すれ違い」機能が伝わりやすい、「CROSS ME」にしました。

プロモーションも「すれ違いマッチングアプリ」ということがわかるよう意識しています。

2020年2月現在の会員データについて教えてください。

2020年2月末現在の会員数は65万人で、男女比は7対3で男性の方が多いです。

年齢は、男女ともに21歳が一番多く、20代前半の方を中心として使って頂いています。

CROSS ME(クロスミー)の会員データ

1日の総マッチング数は、2.5万人ですね。

また、会員の方の半分以上が首都圏と関西圏です。

すれ違いが多いエリアは、東京都の繁華街が中心です。

CROSS ME(クロスミー)のすれ違いデータ

今後は、女性の会員の方を増やし、女性比率を高めていきたいと考えています。

「すれ違い」だけで十分特徴的ですが、他におもしろい機能はありますか?

誕生日が同じ方同士や、同じスポーツクラブチームを応援する方同士がすれ違うと特別な演出が出る機能を実装しています。これにより「運命的な出会い」を演出しています。

 

他には「マイデータ」という機能があります。

マイデータとは、今まで自分がマッチした相手の年収がいくらで、身長が何センチで、年齢層がどれくらいで等、アプリを利用しているだけではあまり意識していなかったことが数値として表示される自己分析機能です。

マイデータ

他にも女性掲示板機能等、競合アプリには無い機能を実装しており、今後も追加していく予定です。

女性掲示板機能

女性同士の掲示板にはどういう内容が書き込まれるのでしょうか?

女性同士の「こういう人、どう思いますか?」や「みんなメッセージ何通くらいしてから会ってますか?」等の相談が多いです。

サイバーエージェントならではの強みとは?

サイバーエージェント

先ほどもお伝えしたように、サイバーエージェントグループではCROSS ME(クロスミー)以外にも「タップル誕生」や「koely(コエリー)」を運営しています(この記事の最後の方に取材記事へのリンクがあります)。

複数のマッチングアプリを運営する会社だからこその強みはあるのでしょうか?

「タップル誕生」の運営から「CROSS ME」に活かせことはありますでしょうか?

かなりありますね。

プロダクトをより良くするために、「タップル誕生」と「CROSS ME(クロスミー)」で、ありとあらゆる数値を比較しています。

例えば、1人当たりのアプローチ率、マッチング率、メッセージのやり取り率等ですね。数値面以外でもお客様に安全にご利用頂くための監視体制なども参考にしています。

重要なポイントだと思いますがどういった点ですか?

タップル誕生が悪質な会員を検知する仕組みをつくったら、その仕組みをクロスミーにも導入する、逆もしかりです。

安心・安全面においては、それぞれの情報を共有し合って効率化しています。

 

ただ、タップル誕生でうまくいっている施策を全て反映させれば良いかというと、そうではありません。

似すぎるとおもしろさが減ってしまうため、独自性は残すように意識しています。

CROSS ME(クロスミー)の会員から意見をもらうことはある?

CROSS ME(クロスミー)の会員

マッチングアプリを運営していれば、会員の方から声をもらうことは少なくないはずです。

では、CROSS ME(クロスミー)のユーザーたちからはどういった声があがっているのでしょうか?

会員の方から声をもらうことがあれば内容とともに教えてください。

Twitterやご意見ボックスを見ていると、独自機能に関連するご意見をいただくことが多いです。

「すれ違いがおもしろい」とか「女性掲示板がみんな本音すぎてすごい」とかですね。

一番印象に残っている出会いのエピソードなどはありますでしょうか?

私の親しい友人が、クロスミーで出会った方と再婚されたことですね。

とても嬉しく思いました。

 

他にも、クロスミーで交際を開始された方にインタビューしたことがあったのですが、恐る恐る
「その後いかがでしょうか?」と聞いてみたところ、入籍されていたんです。やはりこういったご報告は嬉しいですよね。

ライトな出会いがターゲットですが、結婚まで至るケースもあるんですね。

もちろん!

クロスミーは「恋」をイメージして開発を行っていますが、その先に結婚されることがあれば嬉しいですね。

運営会社だからこそわかるCROSS ME(クロスミー)の使い方とは?

CROSS ME(クロスミー)の使い方

読者のみなさんが一番知りたいポイントであろう「CROSS ME(クロスミー)をどうやって使ったらうまくいくのか」という点。

さまざまなテクニックが噂されている中で、運営会社だからこそわかる「成功者の共通点」や「おすすめの使い方」を聞いてみました!

「こうやれば成功できるというコツ」「成功している人の共通点」を教えてください。

一番重要なものは写真です。

とても重要です!

 

NGなのは、どアップの自撮りと、洗面所の鏡越しの写真ですね。

意外と沢山いらっしゃるのですが、評判はあまり良くないです。

 

恥ずかしいかもしれないですが、友達やカメラマンにプロフィール写真を撮ってもらうことをおすすめします。

断然マッチング率が高くなりますよ!

 

また、クロスミーの特徴として、行動エリアが近い方とマッチングする可能性が高いので、例えば通勤・通学で渋谷を通っている方同士の場合、渋谷の新しいお店といったローカルネタを交えると会話が続きやすい傾向にありますね。

沢山マッチングする人は、同じ会話ばかりになってしまうことも少なくありません。

そのため、ローカルネタを混ぜることで他の人とは異なり、かつ親近感のある自然な会話ができます。

おすすめの使い方があれば教えてください。

マッチングアプリで知り合った人と実際に会うのって、ちょっと面倒くさいと思うんですよね。

元々知っている人ではなく、「写真(プロフィール)」と「テキストデータ(自己紹介文)」だけでマッチングしているわけですから。

そのため、「メッセージのやりとり面倒くさいな……」とか「お互いの真ん中の駅で会うとなると40分もかかってしまう……」とか、「2週間後に会う予定を入れたけど、だんだん面倒くさくなってきた……」とか。

他のマッチングアプリだと、このようなことが起きるのは日常茶飯事かと思います。

 

しかし、クロスミーは近所の人や生活圏の人と出会えます。

例えば、学生だったら定期券の範囲内で帰りに会うとか、働いている方だったら会社帰りに「じゃあ、渋谷で一杯だけ飲もうか」といったように、同じ生活圏で負担にならない距離感で気軽に会うイメージで使っていただくと楽しめると思います!

マッチングアプリ業界の今後の展望とみなさんへのメッセージ

平松社長

最後に、平松社長よりホンカツの読者のみなさんにメッセージをいただきました。

年々成長を遂げているマッチングアプリ業界が、今後どのようになっていくと考えているのかについても聞いてみました。

今後も新しいマッチングアプリが出てくる可能性はありますか?

大いにあるかと思います。

ただ、私個人としては、海外に興味がありますね。

クロスミーもチャンスがあるんじゃないかと思っていて、どこかのタイミングで海外にも挑戦したいと思っています!

海外展開ですか?

はい。

ゲームの場合は「ローカライズ」といって、キャラクターのテイストを変えたり、あとは文字を翻訳したりといった大変な作業があります。

 

マッチングアプリの場合は、法律関係が重要です。

日本の場合は「18歳未満は使用できない」といったように、法律関連の確認とカスタマイズは必要ですが、それ以外はSNSなので、あまり変える必要はありません。

なので、ぜひ海外進出したいと思っています。

海外展開する場合は、競合はTinderとかHappnでしょうか?

Tinderは世界各国で上位に位置しているアプリなので、凄いですよね。

ただ、国によって、先行されているマッチングアプリや文化は異なります。

 

例えば、アメリカのトップセールスランキングだとTinderの次は「Bumble」という女性からアプローチするアプリです。

日本では女性からアプローチする文化があまりないため、現状上位にはおりません。

このように、各国によって恋愛文化の違いがあるため、国によって競合は異なるのではないかと思います。

サイバーエージェントでは新しいマッチングアプリは考えていないのですか?

実は、2020年2月に新しいアプリをリリースしたばかりです。

「電話から始まる」をコンセプトとしたマッチングアプリで、「koely(コエリー)」と言います。

 

今まで日本のマッチングアプリが目を付けていなかった「声」に注目していることが特徴で、他のマッチングアプリが「メッセージ」からスタートするところ、コエリーの場合は「電話」からスタートします。

社長は当社新卒1年目の村岡で東大卒、元ミスコンファイナリストという経歴の持ち主です。

コエリーのインタビュー記事はこちらから。

今後オンラインでの婚活・恋活業界はどのように変わっていくと思っていますか?

引き続き伸びると思っています。

アメリカだと、アプリのトップセールスの200位以内のうち、10本くらいがマッチングアプリです。

日本はまだそこまで多くないため、まだまだ利用者は増えると思います。

 

また、市場が伸びれば他にもたくさんのマッチングアプリが登場してくると思います。

例えば、今は少子高齢化ですし、離婚率も増えていますよね。

ということは、離別や高齢で死別したという方も多いくいらっしゃるわけです。

となると独身者は増えるので、40代や50代以上向けやLGBT向けのマッチングアプリなども考えられるでしょう。

 

思想や雰囲気が違うマッチングアプリが、もう少しあっても良いかなと思っています。

その中で、自分に合ったアプリを選択していただく時代になると思うので、もう少しバリエーションが増えておもしろい市場になっていくのではないかなと思っています。

ホンカツの読者に何か伝えたいことやメッセージがあればお願いします!

クロスミーを使ってみると、「いつ、どのあたりで、誰と、何回目にすれ違ったか」が分かります。

日常生活の中で「こんなにすれ違っているんだ!」と気付けるというのは結構面白いと思います。

ぜひ、1度インストールして使ってみてください!

1日持って歩いていただくだけでも楽しいのかなと思うので、ぜひすれ違っていただきたいなと思います。

 

渋谷(サイバーエージェント本社所在地)だと1日何百人とすれ違いますからね(笑)

それくらい、気軽に始めてみていただけたら嬉しいです!

まとめ

株式会社サイバーエージェントの子会社である株式会社プレイモーションが運営するマッチングアプリ「CROSS ME(クロスミー)」について、平松繁和社長にインタビューさせてもらいました。

「すれ違い」というかなり独特なポイントに着目しているマッチングアプリですが、それ以外にも他のマッチングアプリと差別化を図るための工夫をしていることが取材の内容を通してわかったのではないでしょうか?

 

さまざまな工夫が施されていることはもちろん、この「すれ違い」は実際にアプリを使てみるととても楽しいです。

「この方とこんなにすれ違っているのか……」ということがわかり、運命を感じることもあるかもしれません。

 

また、すれ違っているということは行動範囲が近いということ。

平松社長も仰っていたように気軽な出会いが欲しい方にはピッタリのマッチングアプリなので、ライトな出会いが欲しい方はぜひ使ってみてください!

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