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スピード婚とは
婚活をはじめると、よく耳にするのが「スピード婚」です。
「スピード婚したい」という方もいれば、「スピード婚した」という経験者もいますよね。
普段何気なく使うこの「スピード婚」という言葉ですが、まずは正確に意味と定義をおさらいしておきましょう。
意味
スピード婚は、「付き合ってすぐの結婚」を意味します。
文字通り素早さを意味する「スピード」と「結婚」を組み合わせた言葉です。
元々は婚活業界で使われていましたが、芸能人や有名人による「交際ゼロ日婚」などスピーディーな結婚がメディアで報じられてから、一般的に使われるようになりました。
定義
スピード婚に明確な定義はありません。
「マイナビウーマン」のアンケートによると、約7割の女性が「半年以内による結婚=スピード婚」と考えているようです。
中には「スピード婚=1年未満の結婚」と定義する方もいますが、一般的な女性の考えは「半年以内である」ということを覚えておいてくださいね。
【体験談】スピード婚したエピソード
実は、筆者もスピード婚の経験者です。
結婚までの流れは次のような感じでした。
- 交際1ヶ月目:彼女の親に挨拶
- 交際2ヶ月目:彼女の親友を紹介してもらう
- 交際6ヶ月目:結婚の意思が固まり、ブライダルフェアに参加
このような形で、交際をはじめて半年で結婚が決まりました。
スピード婚できた理由
簡単に自己紹介すると、筆者は33歳、彼女は29歳です。
出会ったのはマッチングアプリの「Pairs(ペアーズ)」で、11月に出会い、12月から交際がはじまりました。
そんな筆者たちがスピード婚できた理由は3つです。
- 交際をはじめたときから結婚が前提だった
- 早いタイミングで親を紹介した
- 勢いで行動していった
まず、結婚が前提でないとズルズル交際期間だけが長くなります。
元彼女とは、それが原因で5年付き合い、結果として別れてしまいました。
また、早いタイミングで親を紹介してもらえたことも大きかったです。
筆者は彼女の親に対して、「すごく良い人だった。この人となら家族になっても付き合っていける」と感じたのです。
さらに、彼女が勢いで行動するタイプだったので、プロポーズする前にいろいろと決まりました。
「いろいろ」とは式場、結婚式の日、新居などです。
自分の体験から、プロポーズを待つよりどんどん先に進めていった方がスピード婚しやすいと言えます。
スピード婚したリアルな感想
正直なところ、「本当にこの人で良かったのかな?」と不安になるときはたまにあります。
男の筆者ですらそう思うわけですから、彼女はもっと思っているでしょう。
ただ、彼女を選ばずに婚活を続けていたとしても、良い人と出会えたかどうかはわかりません。
良い人が現れず、30代後半、40代と時間だけが過ぎていった可能性もあります。
そうなると、親はいつまで経っても安心しませんし、孫の顔を見せられるかどうかも怪しいです。
不安に思うときはありますが、結婚を喜んでくれる親の顔や友達の反応を見ていると「これで良かったんだ」と確信できます。
何より、「自分で選んだ相手」とずっと一緒にいれるのは本当に幸せなことですよ!
スピード婚できるカップルの特徴
すべてのカップルが半年以内に結婚しているわけではありません。
筆者も、前の彼女とは5年付き合って結婚に至りませんでした。
そういったカップルとスピード婚できるカップルは何が違うのか、ここでは8つの特徴を紹介します。
特徴①:結婚を前提とした交際
交際の時点で「結婚が前提かどうか」は非常に大きいです。
なぜなら、結婚を前提にしていないと価値観にズレが生じてくるからです。
たとえば、勢いで付き合った場合、あとから「実は結婚願望ないんだよね……」と発覚する場合があります。
結婚願望がないパートナーとはなかなか結婚できません。
相手が結婚に関してどう考えているのか、交際の段階ではっきりさせておきましょう。
特徴②:勢いで行動するタイプ
カップルによって「慎重派」と「行動派」に分かれます。
このうちスピード婚しやすいのは「行動派」です。
慎重に相手を見極めることは大事ですが、見極めても100パーセント相手を理解できるとは限りません。
何十年も付き合ってから、実は相手が「蛇が苦手だった」と判明する場合もありますよね。
勢いで行動しないと、そういった小さな引っ掛かりがいくつも出てきて、なかなか結婚に踏み切れませんよ!
特徴③:結婚に対して強い憧れがある
「結婚できたら良いな」というモチベーションでは、思うようにうまくいきません。
特に、女性は「絶対に結婚したい!」と思う方のほうがスピード婚しやすいです。
なぜなら、男性は結婚に対して焦ったり憧れたりしている人が少ないからです。
「結婚できたらいいな」というモチベーションだと男性が結婚に踏み切れず、付き合いだけが長くなってしまいます。
特徴④:周りに結婚している人が多い
周りに結婚している人が多いと「自分も早く結婚しなくちゃ!」と焦りますよね。
だからこそ婚活に対する活動量が増えたり理想が低くなったりするので、スピード婚もしやすくなります。
逆に、周りに結婚している人が少なければ、「もっと後でも良いや」と考えマンネリに陥りやすくなります。
特徴⑤:頻繁にデートする
スピード婚しているカップルは、最低でも週に1回デートしています。
会う回数が多ければ多いほどお互いの距離も縮まりますし、「この人と結婚したい」と思うタイミングも増えます。
プロの婚活コンシェルジュさんと話をしたときも、「結婚しやすいカップルはデートとデートの間隔が短い」とおっしゃっていました。
「忙しくてなかなか会えない」という場合、仕事帰りの1時間会うだけでも全然違います。
がっつり1日デートするよりも、短い時間のデートを短期間で繰り返したほうが印象に残りやすいというのは、心理学でも「ザイアンス効果」として知られています。
特徴⑥:お互い結婚に最適な年齢
お互いの年齢もスピード婚に関係します。
たとえば、お互いが20代前半なら「もっと遊びたい」と考え、結婚のタイミングが遅れるのは当然ですよね。
特に、男性は20代前半で結婚願望を持っている方は非常に少ないです。
実際、筆者も結婚を意識し出したのは30歳になってからでした。
特徴⑦:男性が女性に強く惚れ込んでいる
「女性→男性」が惚れ込んでいるパターンより、「男性→女性」が惚れ込んでいるパターンの方がスピード婚しやすいです。
なぜなら、「他の男に取られる前に、自分のものにしてやろう」という心理が働くからです。
男性は、男性ホルモンである「テストステロン」の影響で、女性より支配欲・独占欲が強いのです。
そのため、目当ての女性を見つけたら「自分のものにしたい」という気持ちになり結婚を急ぎます。
また、プロポーズは男性が主体なので、いくら女性が強く惚れ込んでいても「結婚したい」と思わせられなければなかなか決断してもらえません。
特徴⑧:早い段階で両親に挨拶を済ませている
両親に挨拶を済ませるのもスピード婚で大事です。
「早い段階で挨拶できる=結婚の意思がある」ということなので、話がまとまりやすいのです。
さらに、両親に紹介することで、良い意味で相手にプレッシャーを与えられます。
「両親に紹介したんだから、ちゃんと結婚を考えてよね」というプレッシャーです。
紹介された側は、「相手の両親を安心させなきゃ」とより結婚を意識するのです。
スピード婚に至るきっかけ
「スピード婚しやすいカップルの特徴」に当てはまっても、気になるのは相手が「いつ結婚を意識するのか」ですよね。
そこで、スピード婚に至る決め手を5つ紹介します。
きっかけ①:お互いの価値観が似ていた
価値観が似ている人はなかなか現れません。
人によって価値観のものさしは違うからです。
だからこそ、価値観が似ている人に出会うと「この人しかいない!」と考え結婚に踏み切りやすくなるのです。
きっかけ②:お互いスピード婚を望んでいた
たとえば、マッチングアプリのプロフィールには「いつ結婚したいか」という項目があります。
ここが「すぐにでもしたい」同士なら、付き合って早い段階で結婚できます。
また、交際したあとでも、お互いの「結婚観」を話す中で「私、できればすぐに結婚したいんだよね」「俺もそうなんだ。じゃ、もう結婚しよっか」とトントン拍子で決まる場合もありますよ。
きっかけ③:お互いの直感
スピード婚の決め手としてよく聞くのが「直感」です。
「はじめて会ったときから、結婚するような気がしていた」というものですね。
実際に、この感覚に陥る方は多いですよ。
遊び散らかした俺が
結婚相手に今の嫁さんを選んだ理由は?
ってよく聞かれるけれど答えは直感
はじめて会ったときに
この人とは結婚するって本当にただの直感やった
よく知らない初対面なのに
そー思ったのは初めてやった全て受け入れてくれる君へ
いつもありがとう
— な~すまん@takerubai (@takerubaikira) July 11, 2017
うちの旦那は今でも酔っ払うとこの話してくる。はじめて会ったとき自分は絶対この人と結婚すると確信した、と。
でも出会いの場、ゲーセンだったからイマイチしまらないんだよなぁ。
— ネギ (@NEGIheaven) July 19, 2017
「交際ゼロ日婚」などは、まさにその典型ですよね。
理屈などを抜きにして、自分の直感に従うのもスピード婚の決め手です。
きっかけ④:女性が妊娠した
女性の妊娠をきっかけにスピード婚するパターンも多いです。
いわゆる「できちゃった婚」「授かり婚」と呼ばれるものです。
半年記念日だったけどスピード婚
出会って1週間で付き合って
2ヶ月目で子供できて
5ヶ月目で妊娠発覚
6ヶ月目で結婚
人生何があるかわからん🤑🤑— happy (@HappyMeal088) March 19, 2020
ただ、妊娠がきっかけで結婚するのはあまり良い決め手とは言えません。
「責任を取るような形で仕方なく結婚した」というイメージを持たれることもあるからです。
また、場合によっては周りから「順序が違う」と呆れられてしまう恐れもあるので注意してください。
決め手⑤:男性の転勤、転職
転勤や転職をきっかけにして結婚するパターンもあります。
「遠距離になるのが嫌だ」と考えて、「それならいっそのこと結婚して一緒に住もう」という結論に至りやすいのです。
中には、「転勤を避けるためにスピード婚する」という方もいますよ。
どういうことかというと、結婚していると「家族がいる」という理由から、転勤を考慮してもらいやすくなるのです。
若くして結婚する商社マンが多いのは、「転勤を避けたい」という気持ちがあるからです。
ちなみに友達がスピード婚した理由は転勤させられそうだったから。『結婚はタイミング』よね。早く挙式とハネムーンしないとお祝い金とか申請できないんだって。それで時間がなかったのね
— 和 (@hiwVImw3x8NxR7y) October 31, 2019
スピード婚する男性の心理
スピード婚できるかどうかは、男性が鍵を握っているといっても過言ではありません。
なぜなら、男性によるプロポーズが結婚のスタートとなるからです。
スピード婚を成功させたいなら、男性心理をきちんと把握しておきましょう!
男性心理①:親を安心させたい
男性は、女性以上に「早く結婚しろ」と言われやすいです。
特に、長男は家を継ぐ存在として親からプレッシャーを掛けられます。
親が長男だから結婚しろよ彼女連れてこいよとかうるさい(´•ω•`)
— カイ (@kai1682) April 26, 2016
長男なので親親戚からの早く結婚しろとの圧力が激しい。
— かっつん (@884_kattun) August 17, 2017
筆者も長男なのですが、実家に帰るごとに「結婚はまだか?」「彼女はいるのか?」と聞かれました。
30代以上の男性は、このような「親からのプレッシャー」に苛まれていると考えてください。
男性心理②:女性を早く自分のものにしたい
付き合っている段階では、「自分のものになった」とは言えません。
なぜなら、たとえ相手の女性が浮気をしても、夫婦でなければ法律上の「不貞行為」に当てはまらないからです。
逆に、結婚することではじめて女性を「自分のものにした」と言えるのです。
男性から人気のある美人な女性ほど、若くして結婚しますよね。
これは男性が「他の男に渡したくない」「自分のものにしたい」と考えるからなのです。
男性心理③:彼女以上の人には二度と出会えないかも知れない
これ以上婚活を続けても、彼女以上の人には出会えないかもという心理ですね。
筆者はこの心理でスピード婚を決意しました。
婚活はたくさんの女性と出会える反面、「この人だ!」と決められないというデメリットがあります。
自分の気持ちに踏ん切りを付ける意味で、スピード婚を決断するのです。
男性心理④:結婚していないと社会的な信用が弱い
古風な会社や保守的な業界では、結婚していないと社会的な信用を得られません。
「そんな会社いまどきあるか?」と考える人もいるでしょうが、SNSを見ると意外に多いことがわかります。
独身男性が一番社会的信用が無いそうな。家も借りれないし、お金も借りられない。懸命に働いても、これでは・・・日本に産まれた不幸を嘆くしかないのか?
— takotakutan (@takotakutan) March 6, 2014
よく、ある程度年齢がいくと、結婚していないと社会的信用が得られず苦労するよと言われるのですが、最近になってそれを実感しています。
— ムンサル(°∀ 。) (@NellMode) May 24, 2014
実際に、お金を借りる際の審査では、独身より既婚者の方が有利です。
中には社会的信用を得るために、結婚もしていないのに左手の薬指に指輪をはめる男性もいますよ。
スピード婚する女性の心理
男性は女性の心理も知っておくべきです。
スピード婚する女性の心理を知っておくことで相手に共感でき、良い印象を持ってもらえますよ。
女性心理①:周りに置いていかれたくない
女性は「自分だけが結婚できていない状況」をなるべく避けようとします。
「自分だけが結婚できていない状況」になると、周りと話が合わず独りぼっちになってしまうからですね。
そのため、結婚ラッシュがはじまったり周りに彼氏ができたりすると焦ってスピード婚を目指します。
まだ若いのに結婚願望が強い女性は、このような事情があるのです。
ぎぇぇええ、同じ課の職場の若い先輩たちとうとうみんな結婚してしまった…独身私だけやん早く結婚したいよーー
— ぴーなつみるく。 (@peanuts_milk) March 16, 2016
女性心理②:もう婚活はしたくない
婚活が長引いている女性の心理です。
女性は男性よりもはるかに多くお誘いを受けるため、婚活の活動量が非常に多いのです。
結果として、肉体的にも精神的にも疲労し「もう婚活はしたくない」と考えます。
婚活したくない。仕事行きたくない。もうこれ以上傷つきたくない。
結婚しないで、1人で生きたい。
という思いと…
早く仕事から解放されるために、1人は嫌だから、結婚したい。早く婚活行かないと。もっと頑張らないと。
と、いう思いがぐるぐる巡っている。— エリー° (@Ellie___ss) November 4, 2019
女性心理③:早く子供が欲しい
女性としての幸せが欲しいから、結婚したいのではなく子どもが欲しいから、結婚したいという女性の心理です。
女性は年を取れば取るほど高齢出産のリスクが高まり、卵子も老化してしまいます。
結婚できずにズルズルと年を重ねてしまうと、子どもを授かることができません。
そういった未来に恐怖を覚え、「スピード婚したい」と考える女性も多いですよ。
女性心理④:ズルズル付き合いたくない
「いつ結婚するのか」は男性に委ねられていることが多いです。
男性がプロポーズしてくれない限り、なかなか結婚に近づきません。
プロポーズを待つあまり、2年、3年と時間だけが過ぎてしまうこともあります。
その状態を避けるために、「ズルズル付き合うくらいなら3ヶ月から半年くらいでパッと結婚したい」と考える女性もいます。
過去に長い期間付き合ったにも関わらず結婚できなかった女性は、このように考えやすいです。
女性心理⑤:年を取ってから結婚したくない
「結婚式を挙げたい」と考える女性は、できるだけ結婚のタイミングを早めようとします。
なぜなら、「若くて綺麗なうちにウエディングドレスを着たい」と思っているからです。
特に「写真に撮られるのが好きな女性」は、この傾向が強いです。
スピード婚できる相手か見極める方法
結婚を急いでいる人にとって、交際相手が「スピード婚できるかどうか」は重要ですよね。
結婚意欲が薄い人と付き合っても、スピード婚は望めません。
そこで、ここではスピード婚できるかどうかの見極め方を5つ紹介します。
見極め方①:結婚に対しての明確なビジョンを聞いてみる
スピード婚できる方は、結婚に対してビジョンが明確です。
「〇〇歳までに結婚したい」「〇〇年以内に結婚したい」と具体的な目標があるのです。
結婚に対してのビジョンを伺うには、「いつ結婚したい?」とストレートに聞く方法が一番。
「そのうちね」「今は考えられないな」という答えが返ってきた場合、スピード婚できる可能性は低いでしょう。
見極め方②:なるべく早く親や友達に紹介する
スピード婚において、親や友達に恋人を紹介することは大事です。
親や友達が良い意味でプレッシャーを与えてくれますし、結婚まで見守ってくれるからです。
「親に紹介させて」と言ったときに、「良いよ」と二つ返事で承知してくれるならスピード婚を期待できます。
一方で、「まだ早いんじゃないかな」「心の準備ができてないよ」と言われた場合、スピード婚は期待できません。
見極め方③:収入などを教えてもらう
収入を教えてもらうことも、結婚に対する真剣度合いを測るための指針になります。
結婚に対して本気な方は、「隠し事をしたくない」と考えるからです。
実際に、筆者は年収が高くありませんが、真剣さを示すために「年収いくらなの?」という質問には100パーセント嘘・偽りなく答えていました。
このように、結婚を真面目に考えてくれているなら包み隠さず教えてくれます。
逆に、「なんで教えなきゃいけないの?」「お金目当てなの?」などとはぐらかされた場合、本気じゃないことが多いので気をつけてください。
見極め方④:ブライダルフェアに参加してみる
ブライダルフェアとは、簡単に言えば結婚式場の見学です。
結婚式場の見学と言っても、「結婚の予定がない」というカップルでも参加できます。
ブライダルフェアに参加すると、結婚の予定がなくてもウェディングプランナーとの面談がはじまります。
ウェディングプランナーが結婚についていろいろと質問してくるので、恋人の結婚観について知ることができるのです。
見極め方⑤:自分の結婚願望や結婚観を伝える
相手の結婚観が知りたいのであれば、自分の結婚願望を先に伝えてください。
「いつ結婚してくれるの?」という風に聞いてしまうと、逆に相手の意欲を失わせてしまいます。
子どもの頃に、親から「いつ宿題やるの?」と聞かれたら、やろうとしているときでもやる気がなくなってしまった経験は誰にでもありますよね。
「私は30歳までに結婚したいんだ。〇〇くんはどう思ってる?」という風に聞くと、相手は答えやすいです。
実際にこれは、自分の情報を開示すると相手も開示してくれるという「自己開示の返報性」として、心理学でも実証されています。
スピード婚のメリット
スピード婚にはメリットがあります。
簡単にできるものではありませんが、これらのメリットを魅力的に感じるならスピード婚を目指してみてくださいね!
メリット①:ズルズル付き合わずに済む
基本的に、男女の交際期間にあまり意味はありません。
片方が浮気しても不倫となりませんし、婚姻関係でないことから「赤の他人」と同じです。
結婚に直接関係しない可能性もあるので、「無駄な時間」と考える方もいます。
スピード婚すると、このような無駄な時間を最低限に抑えることができますよ。
メリット②:婚活を終わらせられる
婚活は、「婚活鬱」という言葉が存在するほど精神的にも肉体的にもハードです。
特に、女性はヤリモクや既婚者などと出会うリスクもあるため、男性不信に陥る場合もあります。
婚活鬱…一昨年の秋から去年の今頃にかけて、ちょうど仕事でも色々重なって、駅から歩く帰り道「私は一体何やってるんやろう」と、毎日涙してました。はじめは鼻腔?にご飯粒が詰まってるような感覚から、ついには食べ物の味がしなくなって、毎日全然眠れなくなって、気づけば10キロ近く痩せて…
— 綾 (@ayafragola) February 20, 2020
婚活してると、男性不信が男性嫌いになってきてしまった感。出会いがあっても、最後まで大切にしてくれる人との縁がないだけなのは分かるんだけど、ひねくれたくないのにひねくれちゃう自分も嫌で。どうしたらフラットな気持ちになれるのかなとか、どうしたらそんなご縁があるんだろとか苦しいな
— まりな@BMI19体脂肪率22%目指そう (@MARINA24_6_2255) March 8, 2020
スピード婚を決めると、精神的・肉体的に楽になります。
不安なことも多いですが、婚活で悩むくらいなら勢いで結婚を決めた方が楽ですよ。
メリット③:新鮮な新婚生活が送れる
スピード婚はお互いの交際期間が浅いため、新鮮な新婚生活が送れます。
恋愛をするとフェニルエチルアミンという脳内物質が分泌され、気持ちが前向きになったり幸福感を味わえたりするのです。
このフェニルエチルアミンはだんだんと少なくなっていき、3年ほどで消滅してしまいます。
半年以内にスピード婚すればフェニルエチルアミンの分泌も多く、喧嘩もせず幸せに新婚生活を過ごせますよ。
メリット④:勢いがあるうちにいろいろ決められる
結婚は、結婚式を挙げたり指輪を買ったりと非常にお金がかかります。
交際期間が長くなると、お金がかかることに躊躇してどんどん結婚の優先順位が下がってしまうのです。
しかし、付き合いたての頃はフェニルエチルアミンの影響で気持ちが前向きになっているため、高い買い物が必要でも結婚の優先順位が下がることはありません。
それどころか、勢いで指輪を買ったり新居を決めたりできるのです。
実際に、筆者もプロポーズをしていないのに式場や新居を決めました。
スピード婚の注意点
スピード婚にはメリットが多いですが、もちろん注意点もあります。
婚活を焦る気持ちはわかりますが、これらの注意点を覚えておかなければ人生を棒に振ることになりますよ!
注意点①:スピード婚は離婚率が高い
2014年に発表されたアメリカ・エモリー大学での研究によると、「交際期間が短いカップル」の方が、「交際期間が長いカップル」より離婚率が39パーセント高いとわかっています。
つまり、「スピード婚は離婚率が高い」と言えるのです。
実際に、日本でもタレントである遠野なぎこさんが、交際期間半年で結婚した男性と72日で離婚していますよね。
離婚は結婚以上にストレスが溜まるもの。
結局離婚してしまうことになるなら、スピード婚を意識する意味はありません。
注意点②:結婚してから知ってしまう事実もある
スピード婚はスピーディーに結婚できる反面、相手のことを十分に理解できるとは言えません。
たとえば、結婚してはじめて「借金があることを知った」という方も多いです。
結婚するまでは借金とか全く知らなかった。
入籍してしばらくした頃、各方面より赤〜い督促状が届いてやっとヤベー奴だと発覚。
市県民税、国保、年金、自動車税、なにもかも過去に滞納してて、結婚後に100万近く払ってる。
さらに結婚前の消費者金融の借金も滞納してて、何十万と督促状が。— sayacham (@sayacham9) May 14, 2019
長く付き合っても相手を完全に理解することはできませんが、スピード婚よりも得られる情報ははるかに多いです。
「婚期は遅くなっても良いから、相手を慎重に見極めたい」という方は慎重に婚活するべきでしょう。
注意点③:バタバタといろいろ決めなくてはならない
スピード婚が決まると、とにかくいろんなものを短時間で決めなければなりません。
- 結婚報告はいつにするか
- 両家の顔合わせをどうするか
- 結婚式を挙げるかどうか
- 結婚指輪はいつ買いに行くか、いくらのものにするか
- 新居はどうするか
他にも、入籍のタイミングやハネムーン、結婚後の姓、職場への報告など、するべきこと・考えることはたくさんあります。
結婚式が決まれば打ち合わせなどが始まるので、時間はさらに少なくなります。
このように、時間的に余裕がない場合は、落ち着いてから結婚を考えるようにするのがベストです。
まとめ
スピード婚は離婚率が高かったり相手のことをよく知らなかったりとデメリットも多いです。
「結婚したい」という気持ちが先走ってしまえば、後悔してしまう恐れもあるでしょう。
一方で、新鮮な気持ちで新婚生活を送れたり、無駄な時間を省けたりするメリットがあります。
何より「早く結婚できる」というのは、婚活経験者なら非常に魅力的なことだと分かりますよね。
少しでも婚活を早く終わらせたいなら、真剣度が高い相手を見つけてスピード婚を目指しましょう!
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