作成日:2020/08/08

【取材】Dine(ダイン)にインタビュー!合理的に婚活を進めるコツとは?

ホンカツ編集部
ホンカツ編集部

2020年7月、ホンカツ編集部はマッチングアプリ「Dine(ダイン)」を運営する株式会社Mrk&Coに取材を実施させていただきました。Dineは「デートにコミットする」アプリとして、デートすることにフォーカスしています。そんなDineがどのようにして誕生したのか、そしてどういう想いで運営されているのかについて、運営会社のMrk&Coに直接伺いました。なお、ご対応いただいたのはのCEO上條さま(写真右)とマーケティング担当の木本さま(写真左)です。

Dineの起ち上げのきっかけ

Dineの概要

おしゃれなデートができるアプリとして、「Dine」を思い浮かべるという人は少なくないでしょう。

最近では、FUJIWARAの藤本さんとコラボしたことでも話題になりました。

 

では、Dineはどういった経緯で起ち上げられたのでしょうか?

まずは、誕生のきっかけから伺いました。

なお、お二人のどちらの発言かわかるように、ご回答の最初に( )で示しています(敬称略)。

Dineが起ち上げられた時のきっかけを教えてください。

Dineの創業者上條氏

(上條)きっかけは、前職でカナダに赴任していたときです。

私は英語がネイティブではないため、現地の人と仲良くなりたいと思っていてもSNSを通じたメッセージのやり取りが難しく、なかなか上手くいきませんでした。

というのも、メッセージの中でおもしろいことを言わないと、現地の人はなかなか会ってくれなかったのです。

もっと人と人が気軽に、会いやすくするにはどうすれば良いのかと悩みました。

 

そこで、出会いに目的意識を作れば、会いやすくなるのではと考えたのです。

これがDineを作ることになったきっかけです。

会員の方の男女比・年齢の分布を教えてください。

(木本)男女比は6:4から7:3の割合で、男性が多めの構成です。

Dineの会員の皆様はデート・婚活に対して積極的な方が多いため、男性は平均して30代前半、女性は25歳から27歳の方が多いです。

会員の方の特徴などはありますか?

(上條)男性は、東京都の平均年収より稼いでいる方が多めです。

お金持ちが多いというよりも、しっかりと定職についている方が割合の多くを占めています。

女性も男性と同じように定職についている方が多いですが、合理的な出会いを求めている方が多いです。

 

全体的には、社交的な人が多い傾向にあります。

人と会うのが好きという方は、ぜひ使用してみてもらいたいです。

Dineの特徴とは?

笑顔な男性2人

2020年8月現在、マッチングアプリは数え切れないほどたくさんのサービスが登場しており、今後ますます増加していくことでしょう。

そして、マッチングアプリそれぞれには異なる独特な特徴があります。

では、Dineにはどういった特徴があるでしょうか?

Dineと他のマッチングアプリの違いを教えてください。

(木本)デートにフォーカスしているところが一番大きな違いです。

Dineでは、マッチした段階で、デートのお相手とデートする場所が決まっているという特徴があります。

会員の皆様の負荷を極力省くことことで、「Dineは合理的」だと思っていただけるよう意識してサービスを提供しています。

 

私たちは、Dineは「コミュニケーションアプリ」でも「SNS」でもありません。

あくまでも「デートをする、誰かに会うというツール」として展開しているのです。

メッセージのやり取りを楽しむアプリではなく、「会ってからの楽しさを最短で提供するためのアプリ」として考えています。

そのため、できるだけ合理化したサービスを提供していくことを常に考えていますね。

 

それは、マッチした後にデートができないという状況をなくすためです。

メッセージだけ続いても、実際に会わなければ付き合うことにはならないですよね。

そのため、合理的を追求し無駄を省いた結果、デートにフォーカスしたサービスを提供しています。

会員の方から声をもらうことはありますか?

(上條)会員の方がご結婚する際に報告をいただくことがあります。

実は、最近Dineで出会ったカップルの結婚式に出席させていただき、主賓としてあいさつさせていただきました。

相性がよく合うということで、2回目のデート後付き合い始めたそうです。

その後も順調に交際を続けて、初めてのデートから1年以内に結婚されていました。

会員の方に安心して使用してもらうの工夫があれば教えてください。

(木本)大前提として、Dineそのものが安心して使ってもらえると思っています。

というのも、身分証明書による審査や24時間監視体制など、安全に関する機能はもちろん整備しているからです。

 

それに加え、Dineはドタキャン防止のための「Dineプロテクト」という機能を備えています。

まず、飲食店様にDineプロテクトに加盟してもらいます。

そして、会員の皆様がDineプロテクトに加盟している飲食店をデートで使用する場合、事前にクレジットカードの登録をお願いしています。

そうすることで、ドタキャンを行った場合、ドタキャンした会員の方に料金をお支払いいただく仕組みです。

 

マッチングアプリの一般的なドタキャン率10%前後です。

Dineの場合、この「Dineプロテクト」機能を導入することにより、約4%まで減少させることに成功しています。
つまり、会員の皆様がドタキャンされるリスクを低減することができているのです。

運営会社だからこそわかるDineの使い方・ポイント

インタビューをしている様子

これからDineを使おうと考えている方や、すでに使っている会員の方が一番気になることは、「どうすれば良い出会いが得られるか」でしょう。

そのポイントは、Dineの運営会社が一番良く知っているはず。

しっかりとチェックしましょう!

「成功できるコツ」「成功者の共通点」があれば教えてください。

(木本)プロフィールをしっかりと書いていただくことは大前提として必要だと思っています。

というのも、出会う前に自分をお相手に伝えられる部分が、「プロフィール写真」と「プロフィール項目」だからです。

それらが埋まっていなければ、事前に相手の人に自分の素性を伝えることができませんよね。

素性が良くわからない人と会うことは、当然ながら避けられる傾向にあります。

 

逆に、プロフィールをしっかり書いていれば、相手に自分の素性を伝えることができ、不安要素を取り除けます。

そのため、実際に会うときのギャップを減らすことができるわけです。

事細かにプロフィールを書き素性をあかすことで、マッチング率は高くなるというわけです。

 

また、良いプロフィール写真を使っている方と、そうでもないプロフィール写真を使っている方を比較した場合、マッチング率が15倍も変わるというデータが得られています。

Dineには、プロフィール写真を評価する機能が備わっており、1枚1枚異性の方からの評価を点数化しています。

その点数を参考にして、良いプロフィール写真を設定してもらいたいです。

マッチング率が大幅に向上できるはずです。

プロフィール写真は最大6枚まで入れることができるので、どの写真が異性からの反応が良いかを見極めて欲しいです。

 

また、お店のリクエストを送る際に「おごります」という意思表明をすることもマッチ率の向上につながります。

「おごりますリクエスト」を送ると、マッチ率が30%上昇するというデータが出ています。

そのため、マッチ率を上げたい場合は「おごります機能」を使ってみてもらいたいです。

 

あと、Dineには、行きたいお店をプロフィールに登録することができます。

そのお店選びを工夫することも大切な要素です。

「安ウマ」(安くておいしい)「高ウマ」(高くておいしい)などカテゴライズされた飲食店が豊富にあるので、どの飲食店がマッチしやすいのか自分で見つけてみてください。

Dineのお店選び欄

例えば、すべて「高ウマ」の飲食店にするのではなく、あえて「安ウマ」な飲食店を入れることによって、相手の心理的なハードルを下げ、出会いやすくなるかもしれません。

このように、行きたいお店リストの登録を、写真・自己紹介文に次ぐ第3のプロフィールと考えていただけたら良いと思っています。

掲載している飲食店はどのように選んでいるのですか?

(木本)まず、当社のスタッフが飲食店に実際に足を運んで選んでいます。

1店舗1店舗チェックして回って、選定しているんです。

そのようにして、「このお店がDineにマッチしているか?」を確認しています。

地方に展開する際も同様の方法でやっており、福岡展開するときも、実際に現地に出向いて飲食店を選びました。

 

また、すでに掲載した店舗も、常に会員の皆様に評価してもらっています。

会員の皆様に、「初デートにこのお店はどうでしたか?」といったアンケートを取っています。

そのアンケートで一定の基準を下回った場合、そのお店はDineに掲載されなくなるという仕組みです。

 

このように、飲食店の選定にはさまざまなプロセスがあります。

つまり、Dineに掲載されている飲食店は選び抜かれたものになっているので、どの会員の皆様にも満足していただけると自負しています。

Dine・マッチングアプリ市場の今後

インタビューを受けている2人

これまでのインタビューから、Dineはとにかく「効率的にデートする」ことを重視したサービスを提供していることがおわかりいただけたでしょう。

数多くのマッチングアプリが登場している昨今、このように他のアプリと差別化を図っていくことはとても重要だと考えられます。

 

では、Dineは今後どういった方向に進んでいくのでしょうか?

そして、オンラインの婚活・恋活がますます注目を集めている中、マッチングアプリの市場は今後どのように変わっていくと捉えているのでしょうか?

今後Dineをどのようにしていきたいとお考えですか?

(上條)やることは変わりません。

Dineをとにかく「出会いを最短で届けるツール」にしていくことだけです。

 

ただ、現状まだまだ必要な方全員にDineを届けられていないと思っています。

必要な人にリーチできるよう、愚直に取り組んでいきたいです。

使用できるエリアの拡大などは行わないのですか?

(上條)大都市は押さえていきたいですね。

2020年7月現在、関東圏・関西圏・名古屋・福岡にサービスを展開しています。

これで日本の人口の半分ほどは押さえられていると思いますが、新潟や仙台といった政令指定都市にも進出していきたいと考えています。

新型コロナウイルスで外出自粛ムードが続いている中新しく始めた取り組みなどはありますか?

(上條)新しく「オンラインデート」という機能を導入しました。

オンラインで少し話してみるだけの形ではなく、「オンラインのレストラン」という体を取っており、しっかりオンライン飲み会をしようというコンセプトです。

 

「オンラインデート」でもなるべく会話を楽しんでもらうために、質問を投げかける機能を搭載しています。

その質問に答えていくだけで、自然とオンラインデートを楽しんでいただけるよう設計しています。

ご利用いただける時間は最大で2時間になっており、30%~40%もの方が2時間ご利用いただいている状況です。

このオンラインデートは最短で当日の夜から募集できるので、ぜひ活用してみてください。

今後マッチングサービス業界はどうなっていくと思いますか?

(上條)恋活・婚活の手段が多種多様化している流れの中、ここ数年でマッチングアプリが台頭してきました。

マッチング市場が世界で一番大きなアメリカだと、結婚した人の出会い方で一番大きな割合を占めているのが「マッチングアプリ」という状態が数年前から続いています。

 

日本でも年々マッチングアプリで知り合って結婚する方の割合が増えており、2012年は全体の2パーセントくらいだったのに対し、2018年には7%まで上昇しています。

まだアメリカほどその割合は高くありませんが、日本もアメリカの後を追って同じくらいの割合まで到達すると考えています。

そのため、今後もマッチングアプリ業界はますます大きくなり、将来的にはマッチングアプリ経由で付き合う人の割合が一番になると思っています。

最後に読者に伝えたいこと・メッセージをお願いします。

(上條)まだまだDine自体を知っている方は少ないと思っています。

そのため、まずはDineを使ってみていただきたいと思っています。

特に、出会いまでのプロセスを合理化したいと考えている方にはとてもおすすめです。

 

あとは、マッチングアプリに限ったことではありませんが、新しい人に会うということを始めてみてください。

恋愛でも仕事でも、人と会うことが人生を好転させるきっかけになるかもしれないからです。

 

いざ人に会おうと行動する際、メッセージのやり取りなどをせずにすぐに会いたいという方もいると思います。

そのような方は、ぜひDineを使っていただけたらと思います。

まとめ

デートにコミットするアプリ「Dine」を運営するMrk&Coを取材させていただきました。

「最短でデートする」をコンセプトにしているDineは、合理的なシステムが搭載されていることがおわかりいただけたことでしょう。

 

ホンカツ編集部としては、メッセージのやり取りをしなくても、マッチした段階で行くお店も決まっているため、まさにデートに特化したアプリだと取材を通して感じました。

「実際に会って相手を見つけたい」「できるだけ時間をかけずにデートしたい」と考えている方には、とてもおすすめできるマッチングアプリだと言えるでしょう。

効率よく恋人を探したいと考えている方は、ぜひ一度使用してみてください。

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