筆者のプロフィール
まずは簡単に筆者の自己紹介をさせてください。
プロフィール
- 男性
- 27歳
- 未婚
- メンタリストDaigoを10〜20発ほど殴った顔
23歳まで童貞を貫いた超絶非モテでしたが、マッチングアプリとの出会いを機に出会い厨に転職。
100人以上の女性と出会い、童貞も無事卒業。
その経験から、恋愛テクニックや心理学、マッチングアプリに関する記事を執筆しています。
半年ほど関係を続けたセフレにあろうことか惚れてしまい告白、当然のように撃沈し、一度は失恋うつのような状態も経験。
現在はメンタルも復調し、一流のマッチングアプラーとして出会いに満ちた人生を送っています。
失恋が原因の「失恋うつ」とは?
現代では誰もが陥る可能性のある心の病、うつ病。うつ病というと、学校でのいじめや職場のパワハラなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、うつ病のなかには失恋が原因となって陥る「失恋うつ」というのものもあります。
無気力や情緒不安定など、通常のうつと症状は変わりませんが、誰もが経験しうる失恋がきっかけである分、より注意が必要だとも考えられます。
失恋うつもうつ病と同じく、現代人と切っても切り離せない問題なのです。
愛している人に裏切られた時の心のダメージは計り知れません。
失恋うつの対策方法は誰もが知っておくべきだと言えるでしょう。
今回の記事では、失恋うつになりやすい人の特徴や主な症状、克服する方法などを紹介していきます。
【体験談】失恋うつになったエピソード
筆者はマッチングアプリで100人以上の女性と出会ってきました。
たくさんの女性と会ったので、名前すら憶えていないような女性もいます。
しかし、どうしても忘れられない素敵な女性も中にはいました。
その一人が、Yさんです。
深津絵里似、素朴ながら気品と大人らしさを兼ね備えたお姉さんです。
年上の優しいお姉さんが大好きな筆者はひとたまりもありませんでした。
出会った当日にお互い泥酔してホテルへ行き、そのままベッドイン。
意気投合し、そのままセフレ関係に。
3ヶ月ほど経ったころ、Yさんの方から「私たち付き合わない?」と提案がありました。
その頃はマッチングアプリで出会いまくり、セフレもいた筆者は「他のセフレを手放すのはもったいないな……」などと完全に調子にのっており、その申し出を断ってしまったのです。
そのままデートにいったりセックスをしたりとそんな月日を過ごしていくうち、筆者はだんだんYさんに惹かれていくようになりました。
気取らずありのままを見せてくれる素直な姿、問題があっても落ち着いて話し合い解決できる冷静さ、こちらのボケに対してツッコミを入れてくれるノリの良さ。
当時身近にいたどの女性よりも居心地の良さを感じました。
しかし、出会って6ヶ月が経った頃、彼女からの返信のペースが遅くなり、筆者は焦りを感じました。
そこで完全にYさんに惚れているということに気付いたのです。
ようやく筆者は関係のあったセフレと縁を切り、「他の男に取られる前に……」と慌てるようにYさんに告白。
ところが、時すでに遅し。
当たり前のように玉砕し、その後、徐々にLINEのやり取りも減少。
そのままもう会うことはありませんでした。
完全に自業自得なのですが、このときはひどく気分が落ち込み、帰宅後お風呂で泣きました……良い年した大人の男ですが。
「あのときどうして付き合わなかったのか」という後悔。
初めて会った日のこと、宅飲みしながら肩を並べて映画を観た日のこと、クリスマスデートで恵比寿のイルミネーションを見た日のことが次から次へと思い出されて頭から離れない。
そのまま2週間ほどは何もやる気が起きず、Yさんの事ばかり考えては落ち込む日々が続きました。
仕事でもミス連発。
あの2週間で1年分くらい怒られたような気がします。
今ではメンタルも回復しましたが、失恋のダメージは思いのほか大きく、私生活にも支障をきたし得るということを痛感させられました。
失恋うつの特徴・症状
メンタル強者を自負する歴戦マッチングアプラーの筆者ですら、2週間は何事も手につかなかったのですから、失恋のダメージは想像以上に大きいものです。
ここからは、失恋うつの主な症状について紹介していきます。
失恋うつの主な症状
- 無気力・やる気の低下
- 情緒不安定
- 睡眠障害
- 著しい食欲の増加・減少
- 極端なネガティブシンキング
症状①:無気力・やる気の低下
失恋うつの一つ目の症状として挙げられるのが、無気力・やる気の低下です。
仕事や趣味、人間関係。
あらゆることに対する情熱が薄れ、やる気がなくなってしまいます。
仕事も趣味も最低限のやる気がなければ注意が散漫になり、ベストなパフォーマンスを発揮できません。
ひどい場合は取り返しのつかないようなミスを連発したり、そもそも出勤できないということもあります。
これまで長い時間と労力をかけて築いた恋人への気持ちや関係性を失った強い喪失感から、希望や積極性を失ってしまうというわけです。
症状②:情緒不安定
こちらも失恋うつの代表的な症状。
無気力でひどく落ち込んでいると思いきや、急に我を忘れるほど激昂したり、逆にさっきまで楽しそうにしていたのに、急に何もかもが嫌になってしまったかのように気を落としたりと精神的に不安定に。
感情の起伏が激しくなり、自分でも制御することができなくなってしまいます。
些細なことで感情のスイッチが入ってしまうので、職場や学校での人間関係を大きくこじらせてしまう可能性もあります。
症状③:睡眠障害
うつというと、上で紹介したやる気の低下や無気力といったメンタル上の問題をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、うつの症状は健康面にも被害を及ぼすことがあります。
その一つが睡眠障害。
人によって程度は様々ですが、寝ようと思っても寝付けなくなってしまう「不眠症」や、いくら寝ても寝たりない「過眠症」といった症状が現れます。
当然ですが、睡眠の量と質は健康に直結します。
うつによる睡眠障害が引き金となって、より大きな健康問題を引き起こすことだってあるわけです。
症状④:著しい食欲の増加・減少
うつは食生活にも悪影響を及ぼします。
うつ患者の中には、ストレスのはけ口を食事に求める人が少なくありません。
暴飲暴食に走ったり、逆に何も口にしなくなったり。
食生活が極端に乱れ、短期間で目に見えるほど体型が変化する人もいます。
症状⑤:極端なネガティブシンキング
極端なネガティブシンキングに陥ってしまうのもうつの特徴です。
大事な恋人を失った喪失感や無力感から自信を失ってしまい、何事に対しても消極的な姿勢になってしまいます。
「どうせ何をしても失敗するんだろうな……」と挑戦心も失ってしまうので、仕事や趣味にも大きな悪影響があります。
失恋うつになりやすい人の特徴
先ほどお伝えしたように、失恋うつは仕事や趣味、人間関係にも支障をきたし得る心の病です。
特に恐ろしいのが、誰もが陥る可能性があるというところ。
しかし、その中でも特に失恋うつに陥りやすい性格というものがあります。
ここからは、失恋うつになりやすい人の特徴や性格について説明していきます。
失恋うつ病になりやすい人の特徴
- 完璧主義
- 恋愛への依存度が高い
- 人に相談するのが苦手
- 自己肯定感の低い
- これといった趣味がない
- 友達が少ない
- 行動に見返りを求める
特徴①:完璧主義
仕事でもプライベートでも、なんでも完璧を追求するタイプの人、いわゆる完璧主義者は失恋うつになりやすいと言われています。
完璧主義者はあらゆる事が完璧でないと気が済まないので、少しでも思うようにいかないと自信を失ってふさぎ込んでしまう傾向があります。
恋愛や恋人との関係性にも完璧を求めてしまうので、恋人との喧嘩や失恋によって人一倍精神的にダメージを受けやすく、失恋うつに発展してしまうというわけです。
一見有能に見える完璧主義者ですが、こだわりが強すぎるあまり、精神的には脆く、些細なことでうつになってしまうこともあるのです。
特徴②:恋愛への依存度が高い
人生における恋愛のウエイトが大きい人、恋愛依存度が高い人は失恋うつになりやすいです。
恋愛依存度が高い人は常に恋愛し、自分を好いてくれるパートナーがいないと不安を感じてしまいます。
恋愛が充実しているか、異性からの需要があるかどうかで自分の人生の充実度を測る傾向があるので、大きな失恋や破局を経験すると、精神的に大きな不安を感じてしまいます。
人生の中心が恋愛なので、失恋のストレスやショックを他の趣味や仕事で発散する事ができず、失恋うつに陥ってしまう可能性が高いのです。
特徴③:人に相談するのが苦手
人に助けを求めたり、相談したりするのが苦手な人は失恋うつになりやすい傾向があります。
人に頼る事に申し訳なさのようなものを感じてしまい、大きなトラブルがあっても自分一人で抱え込んでしまう。
自分の弱さや至らなさを人にさらすのが怖くて、大事な家族や友人にも頼れない。
そんなタイプの人は、失恋による苦しみも一人で抱え込んでしまい、大きな精神的ストレスを受けてしまいます。
問題があった時、親しい仲間に相談するのは、精神的な負荷を和らげる上でとても大事なこと。
恋愛以外でも、仕事やプライベートのことで相談できる相手がいるのは、うつを避ける意味で非常に有効なのです。
特徴④:自己肯定感が低い
自己肯定感の低い人も要注意。
自分に自信がなく、自己肯定感の低い人は、それを他者からの愛情や評価で補おうとします。
恋人からの愛情を感じる事で肯定感を高めたり、出世して社会的地位を手に入れたり、人が羨むようなブランド品を身につけたり。
自己評価でなく他者評価によって自己肯定感を高め、存在意義を感じるわけです。
自分に愛情を注ぎ、認めてくれる恋人がいなくなると、自己肯定感が弱まり、精神的にも不安定になってしまうのです。
特徴⑤:これといった趣味がない
つらい事があった時には、我を忘れるほど熱中できる趣味や楽しみをもっておく事が大事。
共に過ごした時間が長ければ長いほど、相手への気持ちが強ければ強いほど、失恋の精神的ダメージも大きいものになります。
人によっては別れた恋人のことが頭から離れず、日常生活に支障をきたす場合もあります。
そんな人にこそ、熱中できる趣味が必要です。
趣味に没頭している間は、一時的に失恋の痛みを和らげ、幾分か気を紛らわせてくれます。
しかし、恋愛依存度が高く、楽しめる趣味がない人は、失恋のダメージをモロに受け止めてしまうため、失恋うつに陥りやすいのです。
特徴⑥:友達が少ない
失恋の痛みは友達に相談する事でも和らげることができます。
大きなトラブルを抱えた時、人に相談することでストレスを軽減できるのは先ほど説明したとおりです。
恋愛依存度が高い人は、恋愛が上手くいかなかった時に相談できる友人が必要なのです。
友人が少なければ失恋のダメージを一人で抱え込んでしまい、精神的な負荷も大きくなってしまいます。
特徴⑦:行動に見返りを求める
自分の行動に確実な見返りを求めるタイプの人も要注意。
多くの人は、自分の注いだ愛情に見合うだけの愛が返ってこなければ不満を感じるものです。
「こんなに愛してるのに彼氏がそっけない……」
「せっかくデートプランを立ててあげたのに、彼女からはお礼の一つもない」
恋愛には理不尽がつきもの。
恋人への献身が報われないことも多々あるでしょう。
恋愛関係に見返りを求めてしまう人は、失恋したときに「今まで注いだ愛がムダになった」と考えてしまいます。
そのため、人一倍つよく喪失感を感じてしまい、大きなストレスに晒されてしまうのです。
失恋うつからの立ち直り方
これまで説明したように、失恋うつは誰にとっても無縁の病ではありません。
たとえメンタルの強い人でも十分に陥る可能性があります。
だからこそ、失恋うつになった時の対策方法を知っておくことが大事なのです。
ここからは、失恋うつの克服方法について説明していきます。
克服方法
- 専門の病院・カウンセリングを受診する
- 熱中できる趣味をつくる
- 適度な運動を習慣にする
- 克服を焦らない
- 自己肯定感を高める
- 新しい出会いを探す
方法①:専門の病院・カウンセリングを受診する
失恋うつを克服する最も効果的な方法は、専門のクリニックやカウンセリングを受診することです。
「病」と名前につくように、うつはれっきとした心の病。
自分の力で克服できればそれに越したことはありませんが、深刻な場合は手に負えないこともあります。
あまりに失恋うつが長く続くようであれば、健康上の問題が現れる前に心療内科やカウンセリングなどを受診し、プロに治療してもらう事も検討した方が良いでしょう。
方法②:熱中できる趣味をつくる
上述のように、失恋うつの対策としては熱中できる趣味をつくり、気を紛らわせることも有効です。
失恋後、最もやってはならないことは、暇を作ることです。
人は暇な時間があればあるほど余計なことを考えてまうもの。
元恋人との楽しかったデートだったり、告白の瞬間だったり、逆に別れの瞬間の事が頭の中を駆け巡ることもあるでしょう。
失った恋人との思い出に固執し、いつまでも過去の恋愛から離れられなくなってしまいます。
失恋うつを克服するためには、別れた恋人の事を忘れ、ポジティブな気持ちを取り戻す必要があります。
そのために熱中できる趣味を見つけ、暇な時間を作らないようにしましょう。
方法③:適度な運動を習慣にする
適度な運動を習慣にするのも一つの有効な手段です。
運動をし汗を流すことは、挑戦心とポジティブな気持ちを保つ上で重要。
決して無理をする必要はありませんが、やや息が乱れるくらいの運動を日常的に行うことで、失恋の傷を和らげることもできるでしょう。
また、運動をすることで健康状態や体型が改善され、自己肯定感が高まる可能性もあります。
自己肯定感の低さはうつの原因にもなり得るので、運動は立派なうつ対策と言えるでしょう。
方法④:克服を焦らない
失恋うつを克服する上で注意しておきたいのが「決して焦らない」ということ。
失恋うつの状態が長く続くと、どうしても気持ちに焦りが生まれてしまうものです。
当たり前のように失恋を乗り越えている友人を見て、「心が弱いからだ」と自分を責めるようになるかもしれません。
しかし、自分を責めることは、うつの対策としてはNGです。
これまでお伝えしてきたように、うつは誰もが陥る可能性のある病です。
決して患者の責任ではありません。
克服を焦り、自責の念にかられる事は気分を落ち込ませ、かえってうつを長引かせます。
克服のペースは人それぞれ。
焦らず、自分を責めず、自分のペースでゆっくり克服していけば良いのです。
そう考えることがかえって克服の手助けになります。
方法⑤:自己肯定感を高める
自己肯定感を高めることも大事。
先ほどもお伝えしたように、他人の評価や他者とのつながりでしか自分を肯定できない人はうつになりやすいです。
失恋うつを避けるためには、自己肯定感を高めてあげることが有効。
たとえ思うように他人から評価されなくても、自分に自信を持つことが大事です。
趣味や仕事で成功を収める、毎日小さな目標を設定して地道に達成していくなど、自己肯定感の高め方はさまざまです。
自分に合った方法を試してみましょう。
方法⑥:新しい出会いを探す
失恋うつの対策には、気を紛らわせ、精神的な負荷を和らげる必要があるとお伝えしました。
そのために有効なのが、新しい出会いを探すということです。
もちろん、失恋でうつ状態になるほど思い入れのある相手を簡単に忘れることはできません。
それでも、自分を認め好意を寄せてくれる人との出会いは、失恋によるストレスを大きく軽減し得るものです。
もしかしたら、別れた恋人を忘れさせてくれるような素敵な人が見つかるかもしれません。
合コン、街コン、マッチングアプリなど、幸いなことに現代は探そうと思えばいくらでも出会いをつくれる時代です。
傷心中でなかなか気が乗らないかもしれませんが、少し踏ん張って、新しい出会いを探すのも失恋うつ対策としてはかなり有効です。
まとめ
今回は失恋うつの症状やなりやすい人の特徴、克服方法について紹介しました。
「失恋でうつなんて」と甘く見ている人もいるかもしれません。
しかし、今回紹介したように、うつはれっきとした病気で、健康被害を及ぼす場合もあります。
失恋うつは決して恥ずかしいことではありません。
早めに相談・対策することで克服していきましょう。
ホンカツに
いいね!しよう
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