結婚後の名前変更は急いだ方が良い
いざ結婚して名字が変わったのなら、名前の変更をしなくてはならないものがたくさんあります。
新居の準備や役所への届け出など、結婚後はやることがたくさん。
ついつい億劫になってしまいますが、名前の変更は後回しにしないように注意した方が良いですよ!
例えば、旧姓のままになっていると受けることのできないサービスがあったりします
何よりも、身分証明書として使用できないこともあるため、生活に支障が出てしまいます。
働いている女性の場合、なかなか時間を作るのが難しいかもしれません。
でも、あらかじめ有給を取っておくなどして、一気に名前の変更の手続きを進めておくことをおすすめします♪
結婚後の名前変更時に準備するもの
結婚後名前の変更をする際には必要になるものがあります。
いざ変更に行った際にやり直しになってしまうことを防ぐために、事前にチェックしておくことをおすすめします♪
- 新姓の印鑑(認印・銀行印・実印)※必要な種類のものを準備
- 本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 住民票の写し
- 健康保険証など
- 戸籍謄本(抄本)
- 婚姻受理証明書 ※新しい戸籍抄本ができるまでの間使用
印鑑に関しては、実印は結婚後すぐ必要になることはありないでしょう。
ただ、役所で手続きするものなので、各種書類を発行するタイミングでに一緒変更しておくと手間を省くことができますよ♪
結婚後に名前変更が必要なサービス
結婚した後に名前を変更する必要があるものは、意外とたくさんあります!
生活していく上で、早めに名前変更をした方が良いものをリストアップしました♪
ひととおりしっかりと確認してくださいね!
なお、婚姻届けはすでに提出しているという前提でお伝えしていきます。
①国民年金・国民健康保険
結婚相手の扶養に入らず、自身で取得した「国民年金」や「国民健康保険」を継続する場合、名前の変更が必要です。
特に、国民健康保険は医療機関で診療を受ける際に必要。
いつ病気にかかって治療が必要になるかはわからないため、名前の変更は急いだ方がよいでしょう。
手続きの場所
国民年金・国民健康保険の名前変更は、役所(市役所、区役所、役場)で行うことになります。
名前の変更で必要となる書類(住民票など)を役所に取得しに来た際、一緒に済ませてしまうと効率が良いですよ♪
持参する必要があるもの
- 住民票の写し(新しく取得したもの)
- 被保険証、または、年金手帳
- 新姓の印鑑
②マイナンバーカード
マイナンバーカードは一番効力のある身分証明書です。
運転免許証を持っていない場合、優先的に名前変更の手続きを行った方が良いでしょう。
手続きの場所
先ほどの国民年金・国民健康保険の名前変更と同様に、マイナンバーカードの名前変更は役所で行います。
持参する必要があるもの
- マイナンバーカード、または、マイナンバー通知カード
- 住民票の写し(新しく取得したもの)
③運転免許証
運転免許証は、マイナンバーカードと同様に身分証明としての効力が高いものです。
結婚後は早めに名前の変更手続きをしておくことをおすすめします♪
手続きの場所
運転免許証の名前変更手続きは、次の場所で変更することができます。
- 警察署
- 運転免許試験場
- 運転免許センター
警察署や運転免許センターでは、基本的に平日しか手続きすることができません。
県によっては昼休みの時間帯の業務を行っていない場合もあるので注意してくださいね。
免許の名前の変更をする場合は、平日に有給を取って手続きするか、運転免許試験場に出向くようにしすると良いでしょう!
持参する必要があるもの
- 運転免許証
- 住民票の写し(新しく取得したもの)
※マイナンバーが記載されている場合はペンなどで消す
④銀行口座
銀行口座の名前の変更は、比較的急いで手続きすることをおすすめします。
例えば、働いている会社で名前変更手続きが終了しており、給与の支払い日に名前の変更が終わっていない場合、別名義だと認識されてしまう可能性があります。
そのため、給料が振り込まれないことが考えられるのです。
その他、水道光熱費など、各種引き落とし日に間に合わないケースも考えられます。
マイナンバーカードや運転免許証といった身分証明書の名前変更が終わったら、優先的に手続きをしておくべきです。
手続きの場所
- 口座を開いている銀行の支店
持参する必要があるもの
- 預金通帳
- キャッシュカード
- 旧姓の届出印
- 新姓の届出印
- 本人確認書類(旧姓・新姓の変更が分かるもの)
⑤クレジットカード
クレジットカードを頻繁に利用する方は、結婚して新姓になったら、利用する前に必ず名前変更をするようにしてください。
引き落とし口座の名義とクレジットカードの名義が一致しないと、引き落としに支障が出る可能性があるためです。
また、名前変更をしておかないとクレジットカード自体が使えないくなる可能性もあります。
必ず利用前に名前の変更手続きを済ませましょう!
手続きの場所
クレジットカードの名前変更の手続きは、インターネット上でできる場合があります。
お使いのクレジットカード会社のホームページで確認してみてください。
持参する必要があるもの
- クレジットカード
- 新姓の印鑑
- 本人確認書類
- 申請用紙
⑥各種保険
結婚する前に、ご自身で加入していた民間の保険(生命保険、損害保険、地震保険、火災保険など)があれば、名前変更をしておきましょう。
名前の変更をしておかないと、保険料の引き落としに支障が出るだけではなく、保険料を支払ってもらうことになった場合に問題になることが考えられます。
加入している保険を結婚を機に見直す場合も、できるだけ早めに手続きした方が良いでしょう。
持参する必要があるもの
- 保険証書
- 本人確認書類
- 旧姓の届出印
- 新姓の届出印
⑦パスポート
意外と盲点なのが、海外旅行に行く際に必要なパスポートの名前変更です。
パスポートの変更手続きは、2週間ほどかかります。
新婚旅行で海外を予定している方は、入籍してからパスポートの変更までにかかる日数を計算してプランを組みましょう!
パスポートの名前と航空券の名前が同じでない場合、海外に行くことができません!
予めしっかり確認しておきましょうね。
手続きの場所
- 住んでいる都道府県のパスポートセンター窓口
- 市区町村で指定されているパスポートセンターの窓口
持参する必要があるもの
- パスポート
- 新姓の戸籍抄本、または、謄本
- 一般旅券発給申請書
- 6ヶ月以内に撮影した45ミリ×35ミリの写真1枚
- 記載事項変更料(6,000円)
⑧車検証
結婚する前から持っている車を新居へ持っていく場合、車検証の名前変更と新しい車庫証明が必要になります。
婚姻届が受理されてから15日以内に手続きを完了しなくてはならないので、うっかり忘れてしまわないように気をつけてください!
ただ、名前変更をしないからといって、特に罰則のあるものではないようです。
事故に遭ってしまった際に、保険料の支払いに支障が出る場合があるため、迅速に済ませておいた方が良いでしょう。
管轄の運輸支局か、自動車検査登録事務所まで出向かなくてはならない上に必要な書類がかなり多くなります。
働いている方にはなかなか厳しいので有給を取るか、有料の代行業者を検討するなどスムーズに手続きが行える方法を取りましょう。
店舗に依頼する場合【所有者と使用者が同一名義のケース】
- 戸籍謄本(発行日から3ヶ月以内)
- 委任状(所有者の認印の押印が必要)
- 車検証
店舗に依頼する場合【所有者と使用者が別名義、所有者の氏名を変更するケース】
- 所有者の戸籍謄本(発行日から3ヶ月以内)
- 所有者の委任状(所有者の認印の押印が必要)
- 使用者の委任状
- 車検証
店舗に依頼する場合【使用者のみの名義を変更する場合】
- 新所有者の住民票(発行日から3ヶ月以内)
- 新所有者の委任状(所有者の認印の押印が必要)
- 所有者の委任状
- 車検証
- 新所有者の車庫証明書
個人で対応する場合【所有者と使用者が同一名義のケース】
- 戸籍謄本(発行日から3ヶ月以内)
- 委任状(所有者の認印の押印が必要)
- 車検証
- 手数料納付書
- 自動車税・自動車取得税申請書
- 申請書(第1号様式)
個人で対応する場合【所有者と使用者が別名義、使用者の氏名を変更するケース】
- 記載事項変更(自動車検査証記入)※手数料無料
個人で対応する場合【所有者と使用者が別名義、所有者の氏名を変更するケース】
- 所有者の住戸籍謄本(発行日から3ヶ月以内)
- 所有者の委任状(所有者の認印の押印が必要)
- 使用者の委任状(使用者の認印の押印が必要)
- 車検証
- 手数料納付書
- 自動車税・自動車取得税申告書
- 申請書(第1号様式)
個人で対応する場合【使用者のみの名義を変更する場合】
- 新所有者の住民票(発行日から3ヶ月以内)
- 新所有者の委任状(所有者の認印の押印が必要)
- 所有者の委任状
- 車検証
- 新所有者の車庫証明書
- 手数料納付書
- 自動車税・自動車取得税申告書
- 申請書(第1号様式)
⑨母子手帳
結婚前に妊娠が判明し、旧姓で母子手帳を取得していた場合は、ご自身で手帳の名前の書き換えを行いましょう。
旧姓のときに通っていた病院で出産する予定の場合、婚姻届が受理されて保険証が切り替わった時点で報告しておきましょう。
あらかじめ入籍の予定が立っている場合は、その旨を病院に知らせておいた方が安心ですよ。
男性が女性側の籍に入った場合も名前変更が必要
結婚した場合、名前変更することになるのは圧倒的に女性の方が多いです。
しかし、割合は多くなくても、婿入という形で男性の姓が変わる場合も確実にあります。
その場合、ついつい名前の変更手続きを忘れてしまうことが多いので注意が必要です。
女性の場合と同様に手続きしてくださいね!
まとめ
結婚した後の名前変更手続きについて解説しました。
いざ名字(姓)を変えるとなると、これだけの手続きが必要になります。
手続きの多さからも、今まで暮らしていた家を出て新しい家族を作るということの重みが伝わってくるのではないでしょうか?
手続きで大変な部分は、結婚相手と協力して滞りなく新婚生活が始められるようにしましょう♪
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