目次
婚活アプリで結婚した筆者について
女性の筆者は、婚活アプリで夫と出会い結婚した経歴があります。
まずはそんな筆者の自己紹介をしましょう!
プロフィール
中学・高校を女子校で過ごし「年齢=彼氏いない歴」を大学4年生まで更新しました。
22歳で突如思い立って、恋愛偏差値ゼロ、無駄に高学歴という悪条件を抱えながら婚活アプリで婚活を始めました。
紆余曲折ありましたが、最終的には婚活アプリ「Omiai(おみあい)」で人気会員になることができ、年収1,000万円超え夫と出会い、結婚することができました♡
利用したアプリ
筆者が利用したことのあるマッチングアプリは次のとおりです。
- 主に利用したアプリ:Omiai(おみあい)、Pairs(ペアーズ)
- その他利用したことがあるアプリ:タップル誕生、with(ウィズ)、東カレデート、Datingなど多数
アプリで婚活した理由
筆者がアプリで婚活した理由は、「スマホがあれば無料で出会い探しができる」点がかなり魅力に思えたからでした。
婚活を始めた当時の筆者は大学生だったため、財力がなく婚活で頼れる知り合いもいない状態でした。
そのため、自分一人でスマホ1つで始めることができる婚活アプリは筆者にぴったりだったのです♪
また、まだ20代前半だったのにも関わらず「恋活」ではなく「婚活」を選んだ理由は、なるべく早く結婚につながる出会いが欲しかったからです。
実際、婚活アプリは条件を絞って相手探しができるため、恋愛経験がほぼなかった筆者でもかなり効率的にさまざまな男性と出会うことができました。
始めこそ苦戦もありましたが、結果的にはOmiaiで人気会員になることができ、夫と出会って結婚しました。
現在、筆者の周囲には婚活アプリで婚活に精を出している友達が多くいます。
今回は、そんな彼女たちにインタビューしたリアルな婚活アプリの成功体験、失敗体験を紹介しましょう♪
婚活アプリ成功体験談①:4歳年下の恋人ができた(Mさん)
はじめまして!都内の不動産会社で事務員をしている27歳の女性です。
私が婚活アプリを利用するようになったのは、周囲が続々と結婚し始めたからです。
昔から結婚願望は強かったのですが、彼氏ができても長く付き合えた試しがありませんでした。
でも、もう私も20代後半の27歳です。
いい加減婚約できるような相手を見つけないと本当に結婚できなくなるかもしれないと思い、婚活アプリを利用することにしました。
使ったアプリはPairs(ペアーズ)
実際、友達から婚活アプリPairs(ペアーズ)を利用して恋人ができたという話を聞いたので、まずはペアーズを試してみることにしました。
私が男性を検索するときにしぼっていた条件は次の2点でした。
- 大卒以上(自身が大卒なので)
- 同い年から5歳年上まで(早く結婚したかったから)
しかし、メッセージのやり取りをして「良さそう」と思えた相手でも、会ってみると「なんか違う……」と思い、距離を置くことの繰り返しでした。
「何度か合えば波長が合うのかも?」と思い直して、イマイチな相手と2回目のデートに進んだこともありましたが、違和感が大きくなるばかりだったのです。
自分にはアプリは合わないかもしれない?
「自分には婚活アプリ合わないのかな」と悩んでいたとき、たまたま4歳年下の男性から「いいね」が届きました。
本来なら年下というだけでプロフィールを見ることもしないのですが、顔が好みだったのでプロフィールをチェックしてみました。
すると、わたしと趣味が丸かぶりだということがわかったのです。
本当は、婚活中だから年下を相手にしている暇がないことはわかっていました。
念のため彼の「結婚に対する意思」を確認すると、「今すぐ結婚したい」となっていました。
その意思が本当かどうかわからなかったけれど、これだけ趣味が合う人も珍しいと思い、メッセージのやり取りをしてみることにしたのです。
22歳の彼は大学院生になったばかりで、将来は専門を生かしてどこかの企業の研究室に勤務したいと語ってくれました。
話せば話すほど気が合うし楽しいのですが、「自分が探していたのは彼氏ではなく結婚相手だったはず」という考えが頭をよぎり、彼との関係に悩む日々が続きました。
おそらく、彼も私の悩みに気づいていたのでしょう。
4回目のデートを楽しんだ帰り道、「今すぐ返事はしなくてもいいけど、僕は本気で好きだから、どういうつもりなのか、早めに教えてほしい」と言われてしまいました。
これには、今までなあなあにしてきた自分が悪いと反省し、今まで聞きたくても聞けなかった、結婚感や子供の有無、共働きか希望か専業主婦かどうかなどについて質問しました。
彼は真剣に一つひとつの質問に丁寧に答えてくれました。
特に、結婚については「今すぐにでも結婚したい気持ちがあるけれど、大学院を卒業して就職してからの方がお互いの両親も納得してくれると思うし、僕としても気持ちに余裕があるからそのほうがありがたい」と真剣に打ち明けてくれました。
2年後、彼が大学院を卒業するころには、私は29歳になっています。
結婚するなら29歳でも遅くないし、結婚前に2年ほどお付き合いをするのもよくある話だと思えました。
そして何より、彼ほど波長がぴったり合う人と今後出会う気がしなかったのです。
無事にお付き合いすることに
そうして、彼とは付き合うことになりました。
今も良好な関係を築くことができています♪
ペアーズでは、次のような結果となりました。
- メッセージのやり取りをした人数:10人ほど
- 実際に会った人数:7人ほど
- 始めてから3ヶ月後に彼と出会い、その後1ヶ月で付き合う
ペアーズを始めたばかりのころは、4歳も年下なんてあり得ないと思っていました。
自分が決めた条件に固執していたら、今ごろ彼と出会えていなかったでしょう。
なかなか良い出会いがなかったけれど、条件に固執すぎずにペアーズを続けて良かったです♡
婚活アプリ成功体験談②:2歳年上の公認会計士とお付き合い(Iさん)
私が婚活アプリを利用しようと思った理由は男性不信がひどすぎて、街コンや婚活パーティーに来る男性がチャラくて悪質な男性としか思えなかったからです。
というのも、私は生まれてから26年間彼氏ができたことがありません。
そのせいか、ちょっとでも女性に軽いノリで接してくる男性は「チャラい危険な男性」と認識して、嫌悪してしまうクセがありました。
自分でも悪いクセだと理解して何度も治そうとしたのですが、うまくいきませんでした。
そんなとき、婚活アプリならメッセージで相手の人柄を判断してから会うことができるから、チャラいと感じる男性とは会わないで済むことに気がついたのです。
でも、正直なところ、自分の顔をネットで晒すことに抵抗がありました。
だから、試してみる婚活アプリは1つだけ、しかも1ヶ月限定で始めてみることにしました。
使ったアプリはOmiai(おみあい)
私が選んだ婚活アプリはOmiai(おみあい)です。
理由は、Omiaiで出会って付き合っている知人を何人か知っていたからです。
Omiaiのプロフィールには、正直に次のように条件を書いておきました。
- 「チャラい人、パリピっぽい人が苦手」
- 「上下5歳差までが希望」
- 「遊びではなく結婚前提でお付き合いできる方のみ」
始めてみて1週間、いろいろな人から「いいね」を送ってもらいましたが、いまいちピンと来る人がいませんでした。
積極的になってから良い流れに
「やっぱり、アプリでは出会えないのかな」と残念に感じていたとき、同じく婚活アプリをしている友達から、「自分からいいねを送らないと素敵な人と出会えないよ」とアドバイスをもらえたのです。
それをきっかけに、自分で気になる男性に「いいね」を送るようになり、だんだんと流れが変わっていきました。
もともと、私は頭が良すぎて変な人が好みです。
婚活アプリは学歴で詳細検索できるので、効率良く高学歴の男性を狙って「いいね」を送りました。
Omiaiを開始してから2週間後、自分から「いいね」を送った人とマッチングするようになり、その中でも無理なくずっとメッセージが続く人が現れました。
彼のスペックは次のような感じです。
- お笑い芸人のチョコレートプラネットの長田さんのようなおっとりした見た目
- 東大卒
- 公認会計士資格持ち(もうじき独立予定)
- 29歳(私より2歳年上)
一番気に入った点が、私の方が年下なのにメッセージではいつもずっと敬語を使ってくれたことです。
彼とはメッセージのやり取りをして1週間後、会ってみることになりました。
いざデートへ
お茶をした2時間、お互いずっと敬語だったものの、笑いが耐えない楽しいデートになりました。
しかも、1回目のデートのあと、彼が勝手に今回のデートの反省点と改善点を送ってきたんです(笑)
生真面目な顔で一生懸命反省点と改善点の文面を打っている彼の顔が浮かんで、思わず一人で笑ってしまいました。
これほど自分からピンとくる男性にはもう出会えないと思い、心の中では1回目のデートでも彼に決めていました♪
2回目のデートは夜ご飯を一緒に、3回目のデートは水族館に遊びに行きました。
3回目のデートで彼から何もアクションがなければ、自分の方から告白するつもりでした。
でも、3回目のデートの別れ際、彼はカバンから手紙を出して「自分でよかったら、付き合ってください」と告白してくれたのです。
手紙はカバンの底にあったから、くしゃくしゃの状態でした(笑)
でも、中身の文面はとても素敵な内容だったから、思わず涙がでそうになりながら「こちらこそ、よろしくお願いします」と返事をしました。
今、彼は独立したため仕事がバタバタしているのですが、一段落したら籍を入れる予定です。
アプリの利用から付き合うまではあっという間
Omiai(おみあい)を始めてからお付き合いするまでは、次のような流れでした。
- Omiaiスタート
- 2周間後:彼と出会う
- 3週間後:彼と初デート
- 4週間後:彼と2回目のデート
- 5週間後:彼と3回目のデート&告白
私はかなり早く恋人ができた方だと思います。
せっかく出会った縁を大切に、これからも彼とのお付き合いを続けていきたいと思います♪
婚活アプリ成功体験談③:5歳年上の経営者と良い雰囲気に(Oさん)
私が婚活を始めた理由は、20代後半も終わりに近づき、29歳という年齢に突入したからでした。
実は、25歳までは大学で出会った彼氏がいたんです。
しかし、喧嘩が多くなってしまい、お互い納得した上でお別れすることになりました。
使ったアプリはゼクシィ縁結び
それから、私ははずっと独り身の状態でした。
本気で結婚相手を見つけようと決意したわたしは、「ゼクシィ縁結び」の6ヶ月プランを契約しました。
ゼクシィ縁結びは、女性も有料の婚活アプリです。
有料だからこそ、結婚に本気の男性とだけ出会えると思い、ゼクシィ縁結びを選んだのです。
この私の読みは、半分は当たっていて半分は外れました。
ゼクシィ縁結びにいる男性は、確かに結婚に本気の男性が多かったです。
しかし、女性慣れしていない男性も非常に多かったのです(私の体感ですが)。
結婚に本気だということは伝わるけれど、お付き合いしたいと思えるようなスマートな男性にはなかなか出会えませんでした。
私が出していた条件は次のようなものでした。
- 年収は自分と同等かそれ以上
- 年齢は8歳年上まで
- 転勤のない仕事(自分が仕事を続けたいため)
いざゼクシィ縁結びを実際に利用してみると、価値観がマッチするかどうかを重視して相手選びができる点が便利でした。
特に、私の場合は次のような経験が多くて、さすが「結婚」に力を入れているゼクシィの婚活アプリが作った診断だなと感心しました。
- 見た目があまりタイプでなくても、相性が良い相手だと「メッセージのやり取りだけでもしてみようかな」と思えた。
- 実際にメッセージのやり取りをしてみたら、見た目が好みではない相手とも、楽しい時間を過ごせることが多かった。
男性からのアプローチが
ゼクシィ縁結びに登録してから3ヶ月後、私より3歳年上でIT企業を経営をしている男性から「いいね」が届きました。
正直、会社経営の方にはあまり興味がありませんでした。
なぜなら、恋人としては楽しいかもしれないけれど、結婚相手としては経済的に不安な気がしたからです。
でも、彼とは価値観の相性がかなり良かったので、メッセージだけでもしてみることにしました。
メッセージを始めて1周間後、彼からLINEの交換を提案されました。
「仕事が忙しく、LINEのほうが返事に気付きやすいから、できればLINEでやり取りをしたい」とのことでした。
このとき一瞬「遊びに思われているかな?」と疑いました。
しかし、続けざまに「LINEが難しいようならこのままのやり取りで全く問題ないので、気になさらないでください」というメッセージが届いたのです。
彼の控えめな態度に誠実さを感じて、結局LINEを交換しました。
LINEを交換してからは、毎日2通から3通のペースでメッセージをやり取りしました。
そして、LINE交換してから4日後、土曜の夕方ごろカフェでお茶に誘われました。
デートへ
彼が提案してくれたカフェは、ティラミスがおいしいことで有名なカフェのようでした。
プロフィールに書いたティラミスが好きという一文を読んでくれたのだなとほっこりした気持ちになりました。
実際に会って話してみると、本当に会社経営をされている方でした。
そして、どんな事業を行っているのか、将来的にはどんなことがしたいのかなど、質問すればするほど教えてくれました。
思えば、少年のような生き生きとした様子に、このときすでに心を惹かれていたのだと思います。
夕方は打ち合わせがあるとのことで、初めてのデートは2時間ほどで終了しました。
「2回目があると良いな」と思っていたら、翌日2回目のデートに誘ってもらえました。
ただ、仕事が忙しいようで、確実に会える日となると3ヶ月後になってしまうとのことでした。
悩みましたが、焦って婚活しても良い未来はないだろうと思い、3ヶ月後のデートを約束しました。
3ヶ月間、彼とは毎日欠かさずLINEで連絡を取り合っていました。
もちろん婚活は続けていましたが、彼に気持ちが傾いていたため、良いかもと思える男性と出会うことはありませんでした。
そして、ついに3ヶ月後2回目のデートの日を迎えたのです。
雰囲気の良い焼肉屋さんで2回目のデートを楽しみ、終電の時間が近くなり帰る雰囲気になったときでした。
彼から「仕事が忙しいのは認める、けど、できる限り大事にするから、結婚を前提に付き合ってほしい」と告白されました。
告白の返事をする前に、本気で結婚したかった私はお酒の力を借りて「いつごろなら結婚できそう?」という直球をぶつけました。
正直なところ、「彼を困らせてしまうかもしれない」とは思いました。
彼はこの質問にも臆することなく、「会社がうまくいけば1年後に結婚したい。うまくいってなくとも、2年後には結婚すると約束します。うまくいっているかどうかは、あと半年後の会社の状態を見て判断します。」と答えてくれたのです。
私への気持ちが真剣だと信用できたので、ありがたくお付き合いさせていただくことになりました。
アプリを使って良かった
私の場合、アプリを使ってから6ヶ月ちょっとでゼクシィ縁結びで恋人を作ることができました。
- ゼクシィ縁結びをスタート
- 3ヶ月後:彼とマッチング
- マッチング1週間後:彼と初デート(LINE交換済み)
- 初デートから3ヶ月後:2回目のデートで告白
彼とは付き合ってまだ3ヶ月ほどしか経っていませんが、真剣な話をするときは真剣に、くだらない話をするときは楽しくふざけ合う仲を築けています。
思い切って有料の婚活アプリを試してみて本当に良かったです!
婚活アプリ失敗体験①:医者に騙された(Kさん)
私は26歳で、中学校の保健室の先生をしています。
仕事は楽しくやりがいがあるのですが、3年前に最愛の人にふられてしまってから、良い人と巡り会えないことで悩んでいました。
告白してもらうことは多々あるのですが、過去の彼を忘れられずお断りする日々を送っていました。
しかし、20代も後半に差し掛かり、このままでは一生結婚できないと焦りを感じたので、婚活アプリを始めることにしました。
使ったアプリは東カレデート
私が利用した婚活アプリは東カレデートです。
理由は、結婚するなら絶対に高収入の男性が良かったからです。
私自身、比較的裕福な家庭で育ち、なおかつ父の事業が失敗しかけて大変な時期も経験していたので、結婚生活にはお金はあればあるほど良いと痛感していたのです。
東カレデートは入会審査がある婚活アプリです。
審査が通るのか不安だったのですが、なんとか審査に合格できました!
その結果、男性の年収は1,000万円が基本、2,000万円や3,000万円の人もめずらしくない婚活市場に仲間入りできたのです♪
しかも、ありがたいことに多くの方から「バラ」の花束(相手に好意を伝えるときに送る課金アイテム)をいただき、現在も300本近い花束を頂いている状態です。
そこで、花束をくれた方の中から気になる人と優先的にマッチングしてメッセージのやり取りをしていくことにしました。
小児科医と意気投合してデートへ
バラをくれた人の中に、28歳の小児科医のお医者様がいらっしゃいました。
私自身も仕事で子供と関わるため、話が合いすぐに意気投合しました♪
メッセージを始めてから1週間後にデートに誘われました。
都内のホテルのカフェで昼間、2時間ほどおしゃべりを楽しんだのですが、見た目も写真通り素敵だし(俳優の清原翔似)、落ち着いた話し方も魅力的でした。
もう完全に、心が奪われていました。
そして2回目のデート、都内のイタリアンレストランで食事を楽しんだあと、彼の方から告白してくれたのです♪
もちろん、答えはOK!
婚活アプリを使えば、こんなにすぐに素敵な男性と出会えるんだとこのときは有頂天でした。
でも、実際はそんな簡単にうまくいくはずなかったのです。
衝撃の事実が発覚
付き合ってから1ヶ月後、ちょうどゴールデンウィークにさしかかり、2人で箱根旅行に行くことにしました。
彼が予約してくれた露天風呂付きのお部屋は素敵で、のんびりできたのですが……。
宿泊最終日、彼が最後の露天風呂を堪能しているときに、つい魔がさして彼の携帯を見てしまったのです。
実は、前からなんとなく嘘をつかれている感覚がありました。
本人は禁煙していると話していましたが、たまにタバコの匂いがすることがあったのです。
彼のスマホのパスコードは以前、開けているところをチラ見していたので覚えていました。
難なくロックを開けて彼のLINEを開くと、一番上に彼の弟が表示されていました。
ついさっきまでLINEをしていたようで開いてみると、そこには私を侮辱する文章が並んでいたのです。
「すぐヤラせてくれるちょろい女」「メンヘラ入っていてキモい」「タバコ吸ってるのにも気が付かないアホ女」「昨日やヤリまくってやった」だとか。
この旅行も、はっきりとヤリモクだということが書かれており、「そろそろ飽きたから別れようかな」とまで書いてありました。
頭に血がのぼるのを抑えながら、私は急いで自分の荷造りを終わらせました。
それから、彼が露天風呂から出てくるのを待って、彼が出てくるとすぐに、彼と弟とのLINEの画面を見せました。
「勝手に見たのは悪かったと思ってる、でも、ここに書いてあるのひどすぎるよね、もう別れるから。一応言っておくけど、口臭いからタバコ吸っていたことも気づいていたし、それにこのヤリまくるって何? ガリガリで体力ないから1回ヤッたらもう無理〜てへばっているのは誰? 実の弟にまで見栄を張って本当に馬鹿だよね。じゃあね」
それだけ言って部屋から出ていこうとしたのですが、彼は慌てふためいて私を引き止め、「後日話し合おう」と繰り返してばかりでした。
後日なんてあるはずがないのに、本当に正真正銘のバカだと思いました。
そのままわたしは1人で帰路につき、その後彼とは会っていません。
2回から3回ほど話し合いたいというようなLINEが来ましたが、無視していたらそれもなくなりました。
今考えれば、付き合う前にもっとメッセージのやり取りをしてみるべきだったと思います。
東カレデートには素敵な男性がたくさんいるけれど、中身を見破ることが大切だと実感した出来事でした。
婚活アプリ失敗体験②:1億円超え株トレーダーの常識を疑った(Kさん)
小児科医に騙された経験があるお話は先ほどお伝えしました。
実は、私はもう1つ失敗した経験があるんです……。
年収1億円を超えても誠実そうだった
その彼とも「東カレデート」で出会いました。
29歳にして年収が1億円超えで、年収証明書も提出済みでした。
プロフィールを見る限り株で儲けており、その儲けで会社経営もしているようでした。
彼の見た目は俳優の田中圭を少し小太りにした感じです。
綺麗な顔立ちだし、何よりメッセージのやり取りをした結果、誠実な人柄が垣間見れて、すぐに良い雰囲気になりました。
メッセージのやり取りを始めると、何度も彼の方から〇〇へ連れて行ってあげたいというような誘いを受けました。
しかし「嬉しいです♡ぜひご一緒したいです♪」という返事を送ると、「ぜひいつか行きましょうね」という返事で終わってしまうのです。
こういったやり取りが何度も続き、さすがに私も「遊ばれているのかな」と不安に感じ始めました。
そこで、こちらから具体的に日程を提案してみると、彼はやっと日程調整する動きを見せてくれ、実際に初デートの日が決まったのです。
しかし、ここからが悪夢の始まりでした。
いざ会ってみてびっくり
初デート当日、駅で待ち合わせをして彼と初めて会ってみると、身長が150センチちょっとしかなかったのです。
私は身長160センチ、しかもヒールを履いていたので、彼を見下ろす形になってしまいました。
「そういえば、自分の身長の欄は未設定だった……」と思い出しましたが、今さらどうすることもできません。
それに、身長が低いという理由だけでお断りするのは間違っていると思い直し、身長を気にせずデートを楽しもうと前向きに考えました。
しかし、結局楽しいデートにはなりませんでした。
彼がなんとなく歩き始めたから後をついていったものの、一方的に「会えて嬉しい」「写真よりも素敵ですね」と褒めるばかりで、いくら歩いてもお店に到着しません。
30分程度我慢して歩き続け、ヒールを履いた足の痛みもひどくなってきたため「どのあたりのお店に行く予定ですか?」と彼に聞いてみたのです。
すると彼は「お店?まだ決めていないけれど。そうですね、そろそろお店に入りましょうか」と言い放ちました。
そして、彼はすぐそこにあったドトールに入っていってしまいました。
慌てて彼の後を追うと、彼が座ったのは喫煙席でした。
私は、タバコは吸いません。
プロフィールにもそう記入したので、彼だって知っているはずです。
私ががためらって座らないでいると、彼は「あ、すみません、吸ったらすぐに戻るので、禁煙席のどこかに座っていてください」と言い、わたしを気にせずタバコを吸い始めたのです。
体にニコチンが足りていないから、わたしよりもタバコ優先になったのでしょう。
でもそれにしたって、ひどすぎます。
こんな扱いをされたのは初めてで、驚きすぎて帰ることも思いつかないまま、アイスティーを頼んで禁煙席に座っていました。
しばらくして、彼がアイスコーヒーを片手に喫煙席から戻ってきました。
すると、彼は私の反応を見ることなく、いかに私に惚れているか、いかにお金があるか(ドバイやモナコに別荘があるからプライベートジェットで連れて行けるなど)をとうとうと語り続けました。
そして、子供は何人欲しいかなどの会話になったところで、やっと私自身が冷静さを取り戻しました。
「あの」と彼のことばをさえぎり、口を開きました。
- 気持ちは嬉しいけれど、今までの自分よがりの行動を考えるとお付き合いは無理なこと
- まだ会ったばかりなのに結婚の話題はあり得ないこと
これらを冷静に伝え、彼を置いて一人でドトールから出ました。
デート後に電話が
その後、彼から電話が来て「ずっと独りで仕事ばかりしてきたから女性の扱いがわからなかった」「本当に申し訳なかった」「もう一度チャンスが欲しい」と泣きつかれました。
会う前にメッセージでいろいろ誘ってその後具体的な提案がなかったのも、どうやって女性をデートに誘えば良いのかわからなかったからのようでした。
結局、彼の人生の苦労話を聞いているうちに情が湧いてしまい、友達のような関係として今もメッセージのやり取りは続けています。
ここまで常識外れの男性がいることに驚き、年収だけで人を判断してはいけないと学んだ体験でした……。
婚活アプリ失敗体験③:遊びだった国立大学院生に気に入られた(Aさん)
28歳で都内のIT企業でエンジニアをしているAと言います。
私が婚活アプリを利用した理由は、親友が婚活アプリを使って結婚相手を見つけたからです。
彼女の結婚式に参加するうちに、今まで仕事一筋だったわたしも「結婚も良いかも」と思い直し、婚活を始めてみることにしたんです。
使ったアプリはDating
しかし、私はもう20代後半ギリギリの28歳。
時間に余裕はないし、もともと丁寧にメッセージのやり取りをするのは面倒に感じるタイプだったので、Datingという婚活アプリを試してみることにしたのです。
Datingは、気になった男性とまず食事に行く約束をし、そこから仲を深めていくことができるシステムです。
まどろっこしいメッセージをすっ飛ばし、顔を合わせてフィーリングが合うかどうか判断できる点が私には向いており、今も利用しています。
ただ、わたしは過去にDatingでやらかしてしまった経験があります。
その日は会社で大きなミスをしてしまい、かなり落ち込んでいました。
また、前回Datingで会った男性がパパ活目的で、素敵な人だと思っていたのに下世話な話をされてショックから回復しきれていない状態でした。
そんな中、偶然開いたFacebookで元カレが結婚したことを知り……なんだかもう心が擦り切れてしまい、激しい自己否定に陥ってしまっていたのです。
「自分はどうせ何もうまくいかない」そんなふうに落ち込みながら、仕事も終わり帰り支度をしていると、Datingで今夜のデートに誘われた通知が入りました。
通知を確認すると、そこそこ好みの顔の男の子です。
ただ、年齢がまだ22歳、現役大学生だったのです。
わたしがDatingをしている理由は、手っ取り早く結婚相手を見つけたいからです。
それなのに大学生と会っても時間の無駄…冷静に考えればわかっていましたが、傷心していたわたしは、つい、誰かに甘えたくて、彼と会うことにしたんです。
学生とのデートで一線を越えてしまった
もともとがそういった気持ちだったから、彼とのデート中もお酒が進みます。
結果、大学生の彼に甘え、良くないことだとわかりつつ一線を超えてしまったのです。
翌日、お酒が抜けた私はやらかしてしまったことに頭を抱えながら彼と別れ、もう彼と連絡を取るのはやめようと決めました。
しかし、これが甘い考えでした。
恐怖を覚えるアプローチが待っていた
彼は心底わたしに惚れてしまったようで、LINEやDatingのメッセージを大量に送りつけてきたのです。
ブロックしようかとも思いましたが、彼はわたしのFacebookやTwitter、Instagramのアカウントまで見つけ出して、コンタクトを取ろうとしてきました。
本当に、最近の若い子のリサーチ力には度肝を抜かれました……。
言い寄れぬ恐怖を感じ、一方的に連絡を断つのは危険だと判断し、彼とは電話でしっかりと話し合いました。
結果的に、お別れを納得してもらえたのでよかったのですが、今でもたまに連絡が来ます。
軽い気持ちで一線を超えてはならないと決意した出来事でした。
今もDatingを続けていますが、絶対にお酒を飲みすぎず、体の関係はなしと決めて婚活を頑張っています。
体験談からわかる婚活アプリを利用する際の注意点
リアルな婚活アプリの成功体験談・失敗体験談から、婚活アプリを使う際に注意すべき点を3つにまとめました。
これから真剣にマッチングアプリを使っていきたいという方は、ぜひとも参考にしてくださいね!
注意点①:相手のスペックを冷静に見極める
結婚相手を探しているからといって、男性のスペックばかり見ていると足をすくわれます。
20代後半の高収入男子は、婚活市場で敵がいない状態です。
つまり、好き放題女性をもてあそんでいる男性も多いのです(もちろん、人によります)。
ハイスペック男性とマッチングしたからと言って気を抜いてはいけません!
むしろ。いつも疑う心を忘れずに男性との駆け引きを勝ち抜きましょう♪
注意点②:付き合う前に体を許さない
恋愛のあれこれを経験した20代後半女子だからこそ、本気で結婚したいなら安易に体の関係を持つことが時間の無駄だと理解しているはずです。
体を許してしまえば、写真を撮られて弱みを握られてしまう危険性すらあります。
婚活アプリで出会った人と付き合う前に体の関係を持つことは絶対にやめましょう!
注意点③:寂しさで行動選択をしない
孤独を紛らわすために婚活アプリで出会った男性に甘えていては、いつまでも結婚までたどり着けません。
男性は、結婚相手には支え支えられる関係を築ける女性を選ぶからです。
実際、男性の中には弱っている女性を「ネガティブな女性」や「うまくつけこめそうな女性」という見なす人もいます。
婚活男性は自信と包容力のある女性に魅力されるので、弱っていると感じたら少しだけ婚活をお休みして元気を取り戻しましょう♪
まとめ
婚活アプリを始めると、成功をつかむまでに失敗を経験することもあるでしょう。
筆者自身、婚活アプリのおかげで今の夫と出会って結婚できましたが、夫と出会う前はピンと来る男性と出会えない期間がありました。
婚活アプリで成功を勝ち取るには、婚活を続けていくことが何よりも大切です。
簡単に体を許さず常に冷静な目で相手を判断し、婚活を続けていくこと。
婚活に疲れたら、趣味や仕事、女子会に時間を割いて気持ちを立て直す時間も大切です。
休憩しつつ、楽しみながら婚活を続けていくことが、婚活アプリで結婚相手と出会える秘訣です。
素敵な結婚相手と出会えるよう、応援しています♪
なお、筆者が結婚するまでに至ったエピソードは、こちらでかなり詳しくお伝えしていますよ!
ぜひ読んでみてくださいね。
ホンカツに
いいね!しよう
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