好きだけど付き合わない理由は?
「好きだけど付き合えない」ということばに隠されている真意は、人によってさまざまです。
恋愛よりも優先したいことがあったり、うまくお付き合いをしていく自信が持てなかったり。
しかし、理由が何であっても、「ちゃんと説明してくれなきゃ納得できない!」と思ってしまうのは当然ですよね!
ここからは、好きだけど付き合えない理由について考えられるものを、男女別に紹介していきますね。
付き合えない理由:男性編
まずは、男性の「好きだけど付き合えない」ということばの裏に隠された真意を解明していきましょう!
男性は女性と比べ、たとえ相手に対して好意があったとしても「今は付き合うタイミングじゃない」という発想に至りやすい傾向にあります。
仕事が忙しく恋愛どころではなかったり、恋人同士という関係をきゅうくつに感じていたり、もっと自分に自信がもてるようになってから付き合いたいと思っていたり、その原因はさまざまです。
ひとつずつ確認していきましょう!
男性の理由①:今は恋愛が最優先ではないから
「好きだけど、今は付き合うタイミングでない」という男性に一番多いのがこのパターンです。
「仕事が忙しくお付き合いをしてもかまってあげられる余裕がない」「熱中している趣味があるから今は恋人がほしくない」といった理由があげられます。
女性からすれば「仕事が忙しいならわたしが恋人として支えてあげたいのに」「いくら趣味に熱中しているといってもたまにデートをすることくらいはできるでしょ?」と思ってしまうもの。
しかし、男性は女性ほど複数のことを両立するのが得意ではありません。
今は恋愛をしなくても仕事や趣味で十分毎日が充実していると感じているのなら、なおさら女性とのお付き合いにふみ切るのをためらってしまうのは仕方のないことなのです。
男性の理由②:生活スタイルが違いすぎるから
たとえ相手の女性に好意をもっていても、あまりにも生活スタイル異なっていると男性はお付き合いをすることをためらってしまいます。
お仕事の関係でなかなかお休みが合わなかったりすると、「ゆっくり会う時間も作れないのにうまく付き合っていけるのかな?」と不安になるもの。
また、生活スタイルとは時間の問題のことだけをさしているのではありません。
休日の過ごし方や金銭感覚の違いなども、生活スタイルの違いに含まれます。
生活スタイルの違いは、つきつめれば価値観の違いにつながっていくもの。
それがあまりにも異なっていては、お付き合いをためらってしまうのも自然なことなのかもしれません。
男性の理由③:恋人に縛られたくないから
特に若い男性が好きだけど付き合えないという理由として多いのが、今はまだ恋人に縛られたくないというもの。
まだまだいろんな女性と遊んでみたいから、特定の彼女は作りたくないという男性は少なくありません。
また、過去に束縛の激しい女性と付き合っていたことがあり、それがトラウマになってしまっていてお付き合いにふみ出せないという可能性もあります。
「恋人に縛られたくない」のひとことには、実は複雑な事情が隠れている場合もあるのです。
男性の理由④:自分に自信がないから
相手の女性のことが好きだからこそ、「もっと自分に自信が持てるようになるまでは付き合いたくない」という男性もいます。
女性からすれば「わたしは彼のことが好きだと伝えているのに、どうして自信を持ってくれないの?」と疑問に思ってしまうかもしれません。
しかし、男性には男性なりに、女性には理解しがたいプライドを持っているのです。
自分に自信がないまま女性とのお付き合いをはじめた男性の中には、彼女に対して「俺は何もかもおまえに負けてる」と卑屈なことばを投げかけてしまうという人もいます。
お付き合いをはじめてからそんな態度をとられてしまうよりは、「自分に自信がもてるまで待ってほしい」と言ってもらえた方がましなのかもしれません。
男性の理由⑤:ただキープしているだけだから
ただ単に女性をキープしておきたいから、「今は付き合えない」と言って相手の女性をつなぎとめておく男性もいます。
すぐさまキープされていると気がついては離れていける女性であれば傷は浅くて済みますが、「いつかは付き合ってくれるんだ」と信じて待ち続けてしまう女性にとってはたまったものではありません!
ひとくちに「キープしている」といっても、さまざまなパターンがあります。
単純に相手の女性のルックスが好みだからひとまずキープしているという場合や、実は別の女性と付き合っているけれど、あまり関係がうまくいっていないから別れたときのためにキープしているという場合もあります。
「バカにしないでよ!」と怒っては離れていける女性ばかりなら良いのですが、たとえキープされているとわかってもいちずに待ち続けてしまう女性もいるのが苦しいところ。
付き合えない理由:女性編
続いて、女性の「好きだけど付き合えない」ということばに隠された本音を紹介しましょう。
男性の場合は、「今は付き合うタイミングじゃない」「自分に自信がない」といったように「今」に重きをおいた理由が多い傾向にありました。
しかし、女性の場合は違うのです!
「男性との将来をイメージできるか」「どんな環境でもうまく付き合っていけるか」といったように、「未来」のことを考えるあまりお付き合いにふみ切れないというのが女性の特徴です。
もちろん、男性と共通して見られる理由もあります。
一つひとつ確認していきましょう!
女性の理由①:他に気になる男性がいるから
自分に好意を持ってくれている相手をキープしておくことは、男性に限られたことではありません。
女性も同じように、「ちょっと考えさせて」と男性をつなぎとめておくことがあるのです。
女性が男性をキープしておく理由としては、他に気になる人がいるから、どちらとお付き合いするかをじっくり考えたいということがあげられます。
特に恋活中の女性に多いパターンで、より効率よく恋人探しをするために複数の男性とデートを重ね、その中からお付き合いする男性を選びたいというのが本音です。
男性の目には打算的であると映りますが、男性が思っている以上に女性は恋愛に対してシビアなのです。
女性の理由②:恋愛よりも夢中になっていることがあるから
男性とも共通する理由で、夢中になって打ちこんでいることがあり、恋人がいなくても毎日が充実しているからお付き合いを考えられないというパターンです。
男性と同様に、仕事や趣味に熱中していて恋愛をしている時間がないというパターンももちろん多いのです。
しかし、女性の場合は自分磨きにはげんでいるため、恋人が必要ないほど毎日が充実しているというパターンもあります。
「自分磨きをしているなら、男性に告白されたら努力が実った感じがして嬉しいんじゃないの?」と男性は思われるかもしれません。
ところが、女性が自分磨きをするのは男性のためではなく、自分自身のためであることが意外と多いのです。
努力をして美しくなっていく自分を見て自己肯定感が高まるため、恋人がいなくても満たされた毎日を送ることができます。
「今は恋人はいらないかな」と思ってしまっても不思議ではありませんね。
女性の理由③:結婚をイメージできないから
女性は、男性を恋愛対象か恋愛対象でないかに分けるだけでなく、恋愛対象となった男性をさらに「恋愛向き」か「結婚向き」かに選別する傾向があります。
そのため、たとえ好意のある男性に告白をされても、その人が結婚向きではないとわかっていると「10代の頃なら付き合ってたんだけどな」とお付き合いを断念することも珍しくありません。
結婚をイメージできるかどうかの基準は女性によってさまざまで、ある程度の経済力のある男性であれば結婚向きと見る女性もいれば、将来子供ができたときに良い父親になってくれると確信が持てないと結婚はできないという女性もいます。
女性の理由④:友達としてしか見られないから
相手の男性のことは好きだけど、あくまでも友達として好きなだけという場合があります。
女性に限らず、一緒に楽しい時間をすごしたり何でも相談し合える異性の友達の存在は貴重なものですよね。
大切な男友達だと思っていた男性から告白をされたら、女性は戸惑ってしまうだけでなく「このまま良い友達ではいられないの?」とショックを受けてしまいます。
男性としては、「友達という今の関係から一歩ふみ出したくて告白をしたのに……」となんだかやるせない気持ちになってしまうことでしょう。
女性の理由⑤:遠距離恋愛に耐えられないから
仕事の関係で近いうちに遠くへ引っ越してしまうことが決まっているため、付き合う前から遠距離恋愛になることが決まっているというパターンもあります。
マッチングアプリや出会い系サイトなど、インターネット上での出会いが珍しくなくなった現代では、出会ったそのときから遠距離恋愛が決定している場合もあります。
会いたいときに会えないという不安に耐えられず、不安になるくらいなら最初から付き合わない方が良いと思うのは自然なことかもしれません。
過去に一度遠距離恋愛をしたことがあり、「もう二度とあんなにさみしくて不安だらけの恋愛はごめんだ」と思っている女性もいます。
「耐えられないかどうかなんて付き合ってみなきゃわからないでしょ」「相手が違えばうまくいくかもしれないじゃん」男性は思うかもしれません。
しかし、男性が思っている以上に女性はさみしがり屋なのです。
恋愛に発展させるための方法
では、好きだけど付き合えないという相手に「やっぱり付き合いたい!」と思わせるにはどうすれば良いでしょうか?
大切なことは、なぜ今は付き合えないのか理由をきちんと把握して、それに見合った対処をすることです。
相手をその気にさせるためにどんどんアタックをするべきなのか、相手をあせらせないようにそっとしておくべきなのかを見きわめなくてはなりません。
いずれにしても、「どうして付き合ってくれないの?」と相手を追いつめることは禁物。
一度追いつめられたと感じさせてしまっては、再び好意をもってもらうことは難しいため、慎重に行動する必要があります。
方法①:付き合えない理由を聞いてみる
まずは、どうして付き合えないのか、理由をきちんと把握することからはじめましょう!
理由を知らなければ対処のしようがありません。
何より「どうして?」と考え込んでしまっていつまでもモヤモヤしてしまいますよね。
付き合えない理由を聞くときは、相手を尋問されているような気分にさせないようにしましょう。
「もし具体的に理由があるなら、教えてくれたらうれしいな」くらいのふわっとした聞き方を心がけてください♪
方法②:相手を見守る姿勢を見せる
相手が恋愛以外のことに没頭していたり、友達としてしか見られないと言われたりしてしまった場合は、好きという気持ちをぶつけられてもかえって重荷になってしまう可能性が高いです。
あせってしまう気持ちをぐっとこらえて、ほどよい距離感を保って相手を見守るようにしましょう。
自分への好意を持ちつつも、追いつめることなく見守ってくれているあなたを見て、「こういう人にそばにいてほしいな」と思ってもらえる日が来るのを待ってみてください♪
方法③:付き合ったときのポジティブな話をする
自分に自信がなかったり、うまく付き合っていけるか不安だという理由で付き合えないと言われたりした場合は、「もし付き合ったらこんなふうに過ごしたいね」とポジティブな話をしてみてください。
「お付き合いをしたら楽しい毎日が待っているんだ」とイメージさせることは大切。
「こんな自分でも一緒に楽しく過ごしたいと思ってもらえるんだ」と自信につながるかもしれません♪
ポジティブなイメージを共有することで、だんだん「付き合ってみようかな」という気持ちにさせられるよう努力してみましょう!
方法④:一度距離をおいてみる
場合によっては、一度距離をおいて自分自身が冷静になる時間を作ることも必要です。
自分がキープされているとわかった場合が特に該当します。
必要なことは、相手に対して何かアクションを起こすことではありません。
仮に相手と付き合うことができたとしても、本当に幸せになれるのかをじっくり考えることです。
じっくり考えた結果、やっぱり好きだから付き合いたいと思うか、身を引いてしまった方が良いと思うか、自分の中で決断を出してみてください!
まとめ
「好きだけど付き合えない」ということばに込められた男女別の本音のまとめと、好きだけど付き合えないと言われたときの対処法についてお伝えしました。
ことばの裏には、さまざまな本音や複雑な事情が隠されていることがおわかりいただけたかと思います。
相手のことばの真意をしっかりと確認して対処をすることで、好きな人との幸せな未来をつかんでくださいね♪
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