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好きだけど別れる理由
「恋人のことは大好きだけど、事情があって別れを選択しなければならない」という状況は珍しくありません。
遠距離恋愛になることが決まって耐えられないため別れてしまったり、相手に他に好きなことができたと知って身を引いたり。
好きなのに別れを選択してしまう理由はさまざまです。
中には、「彼のことは大好きだけど、どうしても結婚向きだと思えない」「好きだから結婚したいのに相手はまだ結婚したくないと言っている」といった理由で、別れるべきなのかどうか迷っている人も多くいます。
好きだけど結婚できない理由は?
では、「好きだけど結婚はできない」ということばの裏には、どのような事情が隠されているのでしょうか?
仕事が忙しく結婚のことを考える余裕がなかったり、そもそも「好き=結婚」という考えに結びつかないから結婚しないという人は少なくありません。
好きだけど結婚はできないと思う理由について、一つひとつ確認していきましょう!
理由①:まだ家庭持ちたくない
「まだまだ自由に遊べる独身生活を楽しみたい」「まだ自分には家庭を背負うだけの責任感も自信がない」という理由から、たとえ大好きな恋人が相手でもまだ結婚はしたくないという人は多いです。
結婚すれば、どうしても自分のためだけに使える時間というものは減りますし、家庭を築くということは生半可な覚悟でできるものではありません。
家庭に縛られることを窮屈(きゅうくつ)に感じたり、家庭を築くという責任の重さから、結婚をためらってしまうというわけです。
理由②:今は仕事に集中したい
「仕事が楽しいから仕事に集中したい」「仕事が忙しくて結婚どころではない」という理由で結婚をしない人もいます。
結婚して家庭を持てば、今までより仕事をがんばることができると考える人もいれば、バリバリ仕事をしながら家族を気にかけられるほど自分は器用ではないと感じる人もいます。
そのため、仕方のないことなのかもしれません。
理由③:安定した収入がない
大好きな恋人と結婚したい気持ちはあるけれど、収入が不安定なゆえに結婚に踏み切れないというケースもあります。
結婚して、さらに子供も作りたいと思うなら、安定した収入は必要不可欠。
責任感があってまじめな人ほど、このような理由で結婚をためらいやすくなります。
理由④:結婚に必要性を感じない
すべての人が「好きな人と結婚して幸せな家庭を築きたい」という夢を持っているわけではありません。
「好きな人と一緒にいられるだけで幸せなのだから、結婚という形にこだわる必要はない」という考え方の人がいることもまた事実。
結婚に関するアンケート調査では、「必ずしも結婚をする必要はないと思う」と答えた人が7割近くにのぼったという結果もあります。
つまり、結婚に必要性を感じない人の方が多数派になりつつあるという現状が見て取れます。
好きだけど結婚できない相手とは別れるべき?
では、好きだけど結婚できない相手とはすぐに別れてしまうべきなのでしょうか?
「このまま付き合っていても時間のムダだ!」と思ってキッパリ別れを決断できる人もいれば、「大好きだから結婚できないからといって別れたくない」とモヤモヤを抱えたまま付き合い続ける人もいるでしょう。
ここからは、好きだけど結婚できない相手と別れた方が良いパターンと、別れなくても良いパターンを3つずつ紹介していきましょう!
あなたの今の状況と当てはめて、別れるべきかどうかを考えるときの参考にしてみてくださいね♪
別れた方が良いパターン
まずは、好きだけど結婚できない相手と別れた方が良いパターンについて3つ解説していきます。
あなたがどうしても結婚をしたい場合、相手の異性関係に問題がある場合、今後も相手の気持ちが結婚に向く可能性がない場合などが別れた方が良いパターンだと言えます。
別れた方が良いパターン①:結婚しなくても良いと思えない
あなたが「この人と一緒にいられるのなら、たとえ結婚できなくても構わない」と思えるのなら、結婚できないからといって別れる必要はありません。
ただし、どうしても結婚をしたいという意思があるのなら、恋人とは別れて新たな出会いを探すことが一つの手です。
結婚する気のない恋人とズルズルと付き合い続けてしまっては、いざ新しい出会いを探そうと決意したときに「時間をムダにしてしまった」と後悔することになりかねません。
自分が最終的にどうしたいのか、情に縛られることなく一度長い目で考えてみてください!
別れた方が良いパターン②:相手に浮気癖がある
好きなのに結婚してくれない恋人に浮気癖があるのなら、早めに見切りをつけて次の恋を探した方が良いでしょう。
「いつかは心を入れかえて、浮気もやめて結婚を考えてくれるかも」と希望を抱いてしまうことは、決しておかしいことではありません。
しかし、あなたが結婚のことを考えて「結婚できないなら別れるべきなのかな?」とまで思いつめていても浮気癖をなおしてくれない恋人が、本当にあなたとの将来を真剣に考えてくれている言えるでしょうか?
恋人が本当にあなたのことを真剣に想ってくれているかどうか、客観的に考えてみてください!
別れた方が良いパターン③:にまったく結婚の意思がない
相手が「俺は一生独身で良いと思ってるんだ」「わたしは結婚に必要性を感じないんだよね」といったように、明確に結婚の意思がないことを伝えてきているなら、早めに別れを決断して婚活に励んだ方が賢明でしょう。
「結婚する必要がない」という価値観を180度変化させることは難しいものです。
あなたと二人で積み重ねてきた時間をもってしても「結婚する必要がない」という意思が変わらないのなら、なおさら難しいと言えるでしょう。
別れなくても良いパターン
続いて、好きだけど結婚できない相手と別れなくても良いケースを3つに分けて紹介しましょう。
あなたがある程度結婚をあきらめたり、結婚の時期を先のばしにするなどの妥協ができる場合、相手が「いつかは結婚したいと思ってるよ」と言ってくれている場合が別れなくても良いパターンです。
別れなくて良いパターン①:そばにいられるだけで幸せ
相手と同じように、あなた自身も「ふたりで一緒にいられるだけで幸せだし、無理に結婚する必要もないかな」と思えるのであれば、そのまま別れずに恋人関係を続けても良いでしょう。
二人が幸せなら、籍を入れて結婚式を挙げて家庭を築くという決められた形にこだわる必要はありません。
二人で自分たちなりの幸せの形を模索していくことも素敵ですよ♪
別れなくて良いパターン②:今すぐ結婚したいわけではない
あなた自身が今すぐ結婚したいわけではなく、相手に結婚したいという気持ちが芽生えるまで待ったり、いざとなれば見切りをつけて新しい恋をさがす余裕があるのなら、急いで別れを決意する必要はありません。
好きな人と結婚するという将来の幸せのために行動を起こすのももちろん大切ですが、「今が幸せかどうか」を重視するのも同じくらい大切なのです。
別れなくて良いパターン③:相手にいつかは結婚する意思がある
今すぐには結婚できないけれど、相手が「いつかは結婚したいと思ってるよ」と結婚に対して前向きな発言をしてくれているのなら、そのことばを信じて待つという選択肢もあります。
結婚を決めるうえではタイミングも重要ですから、相手もじっくりとタイミングを見計らっているのかもしれません。
ただし、待ちぼうけをくらうあまり、「いつまで待たせるつもりなの?」と爆発してしまうなんてことのないようにしましょう。
そのためには、ある程度のタイムリミットを設ける必要があるでしょう。
どうしても別れたくないときの対処法
相手には自分と結婚する意思があまりなさそうだけど、どうしても別れたくないという場合もありますよね。
あなた自身の「結婚したい」という気持ちを大切にしながら恋人との交際を続ける方法ももちろんあります。
「結婚の夢も恋人のことも捨てられない!」という人は、これからお伝えする3つの方法を試してみてください!
対処法①:タイムリミットを設けて交際を続ける
「結婚をする気はない」とはっきり宣言しているわけではないけど、なかなか結婚に前向きになってくれないという相手には、「〇年以内に結婚してくれなかったら別れる」とタイムリミットを設けて交際を続けるようにしてみましょう!
「そんなこと言ったら相手の負担になってしまいそう」とためらってしまう気持ちもわかります。
しかし、「何かきっかけがないと結婚にふみ切れない」という相手には効果的な方法ですよ!
対処法②:結婚のメリットを知ってもらう
「結婚に必要性を感じない」という恋人には、結婚することで得られる良い点を知ってもらえるように努力をしてみましょう!
結婚している友達などに幸せなエピソードを伝えても良いですし、あなたがどんな結婚生活を送りたいかを話してイメージを共有するだけでも構いません。
結婚のメリットを知れば、相手も「結婚を考えてみても良いかな」と思えるかもしれませんよ♪
対処法③:いっそのことキープにしてしまう
「恋人と別れたくはないけれど、何をしても結婚に前向きになってくれない!」という場合は、恋人との関係は保ったまま、合コンや婚活パーティーに参加して他の異性に目を向けてみるということも一つの手です。
恋人への執着と結婚への希望の間でがんじがらめになってしまっては、あなた自身が苦しくなってしまう一方です。
他の異性にも目を向けてみることで、恋人との現状を客観視することができ、お互いにとって最善の選択は何なのかを冷静になって考えることができるでしょう♪
彼氏との「別れ」を選んで幸せになった女性のエピソード
最後に、実際に好きだけど結婚できない相手との別れを決断した筆者の友達の女性の体験談について紹介しましょう。
彼女には1年以上遠距離恋愛を続けた大好きな恋人がいましたが、彼との結婚が考えられず最終的に別れを決断することとなってしまいました。
一体、彼女は何がきっかけで彼とは結婚できないと考えるようになったのでしょうか?
そして、どのように自分の気持ちに区切りをつけたのでしょうか?
将来住む場所についてのすれ違いがあった
彼女の恋人の彼氏は、優しくておだやかな性格の年上の男性でした。
遠距離恋愛をしていた二人は、月に一度はデートしたり、週に一度は電話をするようにしたりして、二人でさみしさを乗り越えながら1年以上交際を続けていました。
彼女は彼氏との結婚を夢見ていましたが、ある日彼に「結婚したら俺の地元で一緒に暮らそうね」と言われ、胸がチクリと痛んだことに気がつきました。
彼女には、「このまま地元で仕事を続けたい」「将来、自分が子供を産んだときに両親が会いたいときに孫に会えるようにしてあげたい」という希望があったのです。
しかし、地元で好きな仕事にはげむ彼氏に「仕事を変えてわたしの地元に来て」と無理を言うわけにもいかず、彼女は途方に暮れてしまいました。
彼氏以外の男性にも視野を広げてみた
お付き合いしている当時、彼女は完全に彼氏に依存してしまっている状態でした。
次のデートまでの日数を指折り数え、彼氏から一晩LINE(ライン)の返信がないというだけで「事故にあったのかも」と眠れなくなってしまうほどだったのです。
このまま交際を続けることは苦しいことと、彼氏と自分では将来のビジョンが違うことに気がついているにも関わらず、依存するあまり別れを切り出すことはできないできなかったのです。
悩む彼女に、友達が「一度他の人にも目を向けてみた方が良いと思う」とアドバイスをしました。
「彼以外の男性なんて考えられない」と思いながらも何か解決の糸口が見つかるならと、彼女は少しずつ彼氏以外の男性に目を向ける努力を始めました。
合コンで彼氏でない男性に告白を受けて
他の異性に目を向けるため、彼女は積極的に男友達を食事に誘ったり、ときには合コンに参加をしたりして恋人以外の男性と接する機会を作るようにしました。
最初は罪悪感で胸がいっぱいになっていた彼女でしたが、だんだん「一緒に食事をしているだけだし」とその場の雰囲気を楽しめるようになっていきました。
そして、ある日合コンで出会った男性に「付き合って欲しい」と告白をされたのです。
さすがに彼氏以外の男性と付き合うことなんてできないと彼女は告白を断りましたが、「この人と付き合えば遠距離恋愛をしなくて済むし、このまま地元で結婚することもできるのかな」という考えが一瞬頭をよぎりました。
「別れ」を選択した結果
彼女は最初、彼氏以外の人と付き合うことを一瞬でも考えてしまった自分にショックを受けました。
しかし、それを機に「他の男性をシャットアウトして、ここまで彼に依存しているわたしが異常なんじゃないか?」と自分を客観視できるようになっていきました。
そして、「こんなに悩んでまで一人の男性に執着する意味ってあるのかな?」と考えるまでになったのです。
しかし、すぐに別れを切り出すことはできず、ひとまず自分と彼の将来のビジョンが異なること、これ以上依存をし続けることは苦しいということを彼氏に打ち明けました。
静かに話を聞いていた彼氏は、最初はとてもショックを受けたような表情をしていたそうです。
しかし、やがて「俺もこれ以上我慢させるのは苦しいと思ってた」と打ち明けてくれ、二人で話し合った結果、別れを選択することになったそうです。
それから数年たった現在、彼女は地元で出会った別の男性と同棲を始めました。
また、元彼氏も別の女性と結婚し、現在は奥さんと娘と3人で幸せに暮らしているそうです。
まとめ
好きだけど結婚できない理由にはどのようなものがあるのか、そして相手に対してどのような行動を取るべきなのかについて、体験談も交えながらお伝えしました。
理由によっては、別れた方が良い場合と別れなくても良い場合があること、そして実際に別れを決断してそれぞれの幸せをつかんだカップルもいるのだということがおわかりいただけたことでしょう。
大好きな恋人と別れるべきかどうかを考えなければならないというのはとてもつらいことです。
しかし、「どうすれば自分自身が幸せになれるのか」についてじっくり考え、ときには周りの人からのアドバイスにも耳か傾けてみてください。
そうすれば、あなたにとっての最善の選択ができることでしょう!
なお、「結婚したくない」と思う理由については、男女それぞれもう少し深くこちらで解説しています。
男性心理、女性心理を知りたい方はぜひチェックしておいてください。
ホンカツに
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