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作成日:2019/08/31

更新日:2019/09/04

恋愛で良く言われる「男らしさ」「女らしさ」とは一体なに?

shizuku

周りの人たちから「男なんだからこうしなさい」「もっと女らしく振る舞いなさい」と言われ、モヤモヤした経験はありませんか?これからは、男らしさや女らしさという概念に縛られず、自分らしさを大切にできる時代にしていきたいですよね。今回は、男らしさ・女らしさとは何なのか、ジェンダーフリーとはどういう考え方なのかについて詳しくお伝えしていきます♪

男らしさと女らしさとは?定義は?

男らしさと女らしさとは?

あなたは、周りの人たちに「男なんだからもっとシャキッとしなさい」「もっと女らしく振る舞いなさい」と言われ、モヤモヤした経験はありませんか?

そして、「男らしさ・女らしさっていったい何?」と反発した経験はありませんか?

また、無意識に周りの人に「もっと男らしくしなさい」「もっと女らしく振る舞いなさい」と言ってしまったことがあるという人もいるかもしれません。

 

では、一度立ち止まって考えてみてください。

「男らしさとは何ですか?」「女らしさとはどういうものですか?」と質問をされたとき、あなたは具体的に「これが男らしさだ!」「女らしさとはこういうものだ!」と答えることができるでしょうか?

まずは、世間一般の男らしさ・女らしさの定義とは何なのかを確認していきましょう!

男らしさ

男らしさの定義は、そもそも国によって異なります。

つまり、住む場所が違えば異なってきてしまうほど、男らしさの定義とは曖昧なのです。

 

たとえば、イギリスでは古くから騎士道にのっとった生き方が男らしいとされてきました。

騎士道とは、男性は戦闘能力が高く、勇気と誠実さにあふれ、信念と礼儀を大切にするべきだという考え方です。

しかし、近代になると紳士的である男性が男らしいという価値観に変わり、力の強さを誇示するのではなく、「女性を尊重する=レディーファーストができる」男性が男らしいとされる考え方が発展してきています。

 

では、日本の場合はどうでしょうか?

日本では、古くから武士道にのっとった生き方が男らしいとされてきました。

自分の命よりも国家の名誉を重んじ、倹約にはげむこと、また性的に卓越していることなどが男らしさの条件とされてきたのです。

 

しかし、それも戦後になるとどんどん形を変えていきました。

戦後は、リーダーシップがあって決断力があり、いつも落ち着いていて有言実行ができる人が男らしいとされるようになったのです。

 

「男らしい男性が好き」という女性に「具体的にどんな男性を男らしいと思う?」と尋ねれば、きっと千差万別の答えが返ってくるはず。

それくらい、男らしさの定義とは曖昧なのです。

女らしさ

女らしさの定義も、国や時代によってさまざまです。

イスラム圏では絨毯織りをはじめとした織り仕事ができる女性が女らしいとされていますし、ルワンダでは一生懸命畑仕事にはげむ女性が女らしいと定義されています。

 

では、日本ではどうでしょうか?

日本では古くから、「男は度胸、女は愛嬌」ということばがあるように、女性はとにかく愛嬌があってかわいらしいことが魅力であるとされてきました。

愛嬌がよく、いつもかわいらしい笑顔を振りまいている女性が女らしいとされてきたのです。

 

明治時代以前は、日本人の大半を農家が占めていたため、愛嬌が良いことに加え働き者の女性が女らしいという考え方が一般的でした。

明治以降になると、女性から自然にあふれるものが女らしさであるという考え方が広まりました。

女性から自然にあふれるものとは、豊かな感情表現やこまやかな心づかい、子供に対する愛情(母性)などのことを言います。

 

男性らしさの定義も女性らしさの定義も、国や時代がちがえばいとも簡単に変わってしまうほど曖昧なものであることがわかりますね!

ジェンダーとは?

ジェンダーとは?

男らしさや女らしさの問題を語る際に、しばしば「ジェンダー」ということばが使われます。

ジェンダーとは、生物学的な性別とは異なり、社会的・心理的な性別を表すことばです。

 

「男は外でバリバリ働き、女は家で家事と育児にはげむもの」という風に、世の中の男性と女性の役割の違いで性別を分けることがありますよね。

こうして分けられた性別のことをジェンダーと呼ぶのです。

 

海外には、ジェンダーによる差別問題が深刻な国が多くあります。

たとえば、日本では男性も女性も平等に教育を受け、字を読むことができますよね。

しかし、海外には「学問は男がするもの、女は家で働いていれば良い」という考え方の国が多くあります。

男性の識字率を100パーセントとすると、女性は60パーセントほどしか字を読むことができないという国もたくさんあります。

女性だからという理由で仕事や勉強をする権利を奪われている人が、世界にはまだまだたくさんいるのです。

男らしさ・女らしさはハラスメントになることがある

ハラスメント

ふだん何気なく口にしている「もっと男らしくシャキッとしなさい」「もっと女らしく振る舞いなさい」ということばは、実はハラスメントとみなされる可能性があります。

ここからは、いわゆるジェンダーハラスメントの実例をお伝えしながら、男らしさ・女らしさという概念が生み出すハラスメント問題についてお伝えしていきましょう!

ハラスメントの例

ジェンダーハラスメントは、主に会社などの職場で発生することが多いです。

具体的には、コピーをとったり文房具を補充したり、お茶をくんだりゴミを回収したりという雑用は女性ばかりがさせられるといったものです。

 

これは「バリバリ仕事をするのは男の役目、女は雑用で十分」という差別意識が生み出しているジェンダーハラスメントであるといえます。

女性に雑用を押しつけるという行為は、ジェンダーハラスメントになるだけでなく、担当業務以外のことを強要しているという点でパワーハラスメントと見なされる場合もあります。

 

また、女性へのジェンダーハラスメントは職場だけで起こっているのではありません。

まだまだ「女は家で家事と育児にはげむもの」という固定観念は根強く、仕事にやりがいを感じ続けたいと思っていたにもかかわらず、家事と育児のために仕方なく退職をするという女性もたくさんいます。

 

「男は外でバリバリ働き、女は家で家事と育児にはげむもの」という固定観念さえなければ、夫と協力して家事と育児を分担することで、結婚後も変わらずキャリアを積み重ねることのできる女性は増えていくはずなのです。

ジェンダーに縛られているのは女性だけではない

また、ジェンダーハラスメントに苦しんでいるのは女性だけではありません。

男性も同じように、職場でのジェンダーハラスメントに苦しんでいます。

 

たとえば、力仕事は男性にばかり任せられるというのは男性に対するジェンダーハラスメントになります。

「女性より男性の方が力が強いんだから当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、最近では女性でも引っ越し業務や大工仕事をする人が増え、男性と同様に力のある女性もたくさんいます。

 

とはいえ、すべての女性が男性と同じように力持ちなわけではありません。

力仕事に関しては性別に関係なく、「誰に任せることが可能か、誰が適任か」を本人の希望を聞くこともふくめて見きわめることが大切です。

ジェンダーフリーとは?

ジェンダーフリー

ジェンダーという概念やジェンダーハラスメントの問題を受け、近年では「ジェンダーフリー」という考え方が浸透しつつあります。

ジェンダーフリーとは、「従来の固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を活かして自由に行動・生活できる」ことです。

 

男性が家事や育児にはげんでも、お茶を入れてもかまわない。

女性が外でバリバリ仕事をしても、力仕事をしたって良い。

 

男はこうあるべき、女はこう振る舞うべきという固定観念にとらわれず、個人が自分の意思で自分の行動を決定できることを目指すのが、ジェンダーフリーの考え方なのです。

自分らしさを追求しよう

自分らしさ

男らしさ・女らしさという概念自体は悪ではありません。

リーダーシップを発揮し、いつも落ち着いて仕事に取り組むといった現代の男らしい生き方に生きがいを覚える男性もたくさんいます。

また、家事や育児に生きがいを感じたり、女性らしいファッションをすることで、めいいっぱい女を楽しんでいる女性もたくさんいるのです。

しかし、「男はこうあるべき」、「女はこう振る舞うべき」という考え方にとらわれすぎるあまり、自分の意思で行動を決定できず苦しんでしまっては意味がありません。

 

大切なのは、「この行動は男らしいか?」、「この振る舞いは女性らしいか?」と考えるのではなく、「自分は今、自分らしく生きられているか?」と考えること。

「そもそも自分らしさって何だろう?」とわからなくなってしまう人は、まず自分が好きなことは何なのか、自分は何が得意なのか、自分は何を大切にしているのかをじっくり考えてみましょう!

 

自分らしさとは、自分の好きなこと(情熱)、得意なこと(才能)、大切にしていること(価値観)で形成されていると言われていいます。

自分の好きなこと、得意なこと、大切にしていることは何なのかをじっくり考えてみることで、「自分らしさって何だろう?」という答えへの問いがだんだん見えてくるはずですよ。

まとめ

男らしい・女らしい

男らしさ・女らしさの定義、ジェンダーという概念とジェンダーハラスメントの例、そしてジェンダーフリーという自分らしさを大切にする考え方についてお伝えしました。

 

男らしさ・女らしさという考え方に縛られすぎるあまり、自分らしく生きられないことに苦しみ、生きづらさを感じている人はたくさんいます。

「男らしくしなさい」、「女らしく振る舞いなさい」という何気ない一言が、誰かを苦しめ、生きづらさを感じさせてしまうきっかけになりうることを忘れないでください。

 

そしてもし、あなたが「男らしくしなさい」、「女らしく振る舞いなさい」と言われたとしても、それに息苦しさを感じる必要はないのです。

自分は男や女である前に一人の個人で、自分には性別関係なく自分らしく生きる権利があるのだということを忘れないでください。

 

これからすべての人が性別にとらわれず、自分らしい生き方を追求できる世の中にできるかどうかは、未来を担う若い世代にかかっています。

周りの人に男らしさ・女らしさを強要することなく、あなた自身も自分らしさを大切にすることで、すべての人が自分らしく生きられる社会を実現していきたいですね♡

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