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一人で生きていくことは幸せ?
「一人で生きていく」と聞くと、なんだか強くたくましい決断に思えますよね!
「みんな」と言って良いほど、誰しもがこれまで家族や友達、もしくは恋人から支えられ助けられて生きてきました。
しかし、大人になるにつれて、自分の人生に責任を持って、然るべき行動をしなければならない場面が増えてきます。
となると、一人で生きていく力も必要とされるわけですが、「多くの人」は生涯のパートナーを見つけ結婚し、一緒に生きていく選択をしています。
ただ、結婚をせず、生涯独身のまま一人で生きていく覚悟を決める人も多くいます。
結婚するよりも、一人で生きていく方が幸せだと思う人は少なくありません。
一人で生きていくことって本当に幸せにつながるのでしょうか?
これから紹介する「一人で生きていくことのメリット・デメリット」を見て、どちらの選択があなたにとって幸せなのかを見ていきましょう♪
一人で生きていくメリット
一人で生きていくと決めた人には、その人にとって一人で生きていく決断に大きなメリットがあったからです。
人生の決断は、どちらが自分にとって幸せなのかを考えて決める方が賢明です。
そして、状況や時期によってメリットが大きいかデメリットが大きいかは異なります。
では早速、一人で生きていくことにはどんなメリットがあるのか紹介していきましょう!
メリット①:時間の自由ができる
他の人と一緒に生活していれば、自分だけのペースで生きていくことは難しくなります。
当然、相手の都合に合わせないといけない場面は出てきますし、家族なら他人事のように受け流すこともできません。
よくある話では、趣味に時間を費やしたくてもできなかったり、疲れていてもゆっくり一人になって休むことができなかったり、ストレスを感じることだってあります。
誰かと生きていくことの代償は、自分の時間が少なくなることです。
でも、結婚して家族を持たなければ、誰かによって自分の時間が削られることはありません。
誰にも干渉されず好きな事に時間をかけられるし、もっと具体的に言えば、好きな時間に起きて好きな時間に外出し、好きな時間に帰って好きな時間に寝られます。
自分のペースで生活することができるのです。
一人の時間が好きな人や、単独行動が好きな人にとっては、誰かと生活することは息苦しいと感じるにではないでしょうか。
メリット②:お金を自由に使える
時間と同じように、お金を自由に使えることも一人で生きていく大きなメリットと言えます。
結婚して共同生活をすれば、生活費は折半、もっと言えば自分のお小遣いは減って、好きなものを好きなときに買えなくなります。
特別な趣味がある人は、趣味を諦めてしまわなくてはいけないこともあるでしょう。
その点、一人で生きていけば自分のお金は自分だけのもの。
どんな使い方をしようが誰にも文句は言われません。
そして、人によっては一人の方が貯蓄しやすくなり、同年代の人よりも財産持ちになれる可能性があります。
お金を自由に使いたい人や、お金のかかる趣味がある人は、一人で生きていくことにメリットを感じられるはずです。
メリット③:交際の自由がある
3つ目のメリットも「自由」に関連してであり、交際の自由があげられます。
結婚相手がいれば、他の人と交際、特にセックスすることは不貞行為です。
法で罰せられなくても、世間的には罪とみなされ、人生を棒に振る結果となります。
しかし、結婚相手がおらず独身なら、自由に交際ができます。
別れるときも、少なくとも離婚するときのように面倒な手続きは必要ありません。
恋愛だけでなく、交友関係も同じです。
結婚して家族との生活があれば、好きな時間に友達とご飯に行くことが難しくなります。
でも、独身ならいつ誰とでも自由に出かけることができます。
どんな付き合い方をしても、誰かに責められることはないのです。
メリット④:誰にも文句を言われない
ここまでのメリットですでにお察しの方もいるかと思いますが、一人で生きていくメリットとして「文句を言われない」ことは、かなり大きく重要なメリットになるのではないでしょうか?
自由に時間やお金を使おうと、誰からも文句を言われることはありません。
誰とどんな付き合い方をしようとそれを邪魔する人はいませんし、人の迷惑になることもありません。
家事や料理ができなくても、すべては自分だけの責任。
誰かにとやかく言われることはありません。
他人に首を突っ込まれたくない人にとっては、かなり大きなメリットと言えますね。
メリット⑤:好きなことが多く見つかる
一人の時間が増えれば、考えることや興味の範囲が広がり、好きなことが多く見つかるようになります。
そして、その好きなことが見つかったら、誰からの許可を得なくても自由に始めることができます。
インプットとアウトプットできる時間が増えれば、クリエイティブになれて仕事やプライベートで役に立つ瞬間が出てくるでしょう。
メリット⑥:自分を大切にできる
好きなことを見つけていろいろなことに挑戦することは、自分に栄養を与えることにつながります。
自分だけに費やする時間が多くなるので、誰よりも自分自身のことを大切にできるのです。
健康や美容にかける時間やお金も豊富にあります。
一人で生きていくすべての人ができることではありませんが、より自分と向き合って大切にすることで、活き活きとした生活を送ることができますよ♪
一人で生きていくデメリット
ここまでで、「一人で生きていくことってメリットだらけじゃない!?」と思った方、そうとも限らないことをお忘れなく。
メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。
一人で生きていくことにメリットしなかなくて幸せでいられるなら、多くの人が結婚せずに独身を貫いているでしょう。
しかし、現実はそうでないように、一人で生きていくことには大きなデメリットやリスクが存在します。
人生の決断をする前に、どんなデメリットがあるのかをしっかり確認しておきましょう。
デメリット①:そばで支えてくれる人がいない
困ったときに心から心配して支えてくれる人がいないことは、一人で生きていくことの大きなリスクとなります。
それは、心の状態や体の状態、そして生活の状態すべてにおいて言えます。
私生活で悲しいことがあって酷く落ち込んだとき、再び立ち上がらせてくれるのは家族です。
病気になったとき、看病してくれるのも家族。
身の回りの生活を気にかけてくれるのも家族です。
スポーツ選手でいえば、結婚し家族の支えを受けることで、大きな成績を残せる人は多くいますよね。
自分のことのように助けてくれる人が側にいないのは、仕事や健康面において大きな不利となることを覚えておきましょう。
デメリット②:寂しさや孤独を感じる
「一人で生きていける」と思っていても、ふとした疑問に訪れるのが孤独や寂しさです。
子供のころから誰かのそばで生きてきたのだから、孤独を感じるのは当然なことです。
そして、孤独は誰かと関わることでしか解消できないのが当たり前ですよね。
孤独を感じて誰かと会っても、その瞬間は孤独は解消されますが、再びなんとも言えない孤独を感じ、それを一生繰り返していくことになります。
最悪のケースは、孤独を感じても解消する術がないことです。
家に誰かがいるという安心感は、一生感じることができません。
デメリット③:老後が心配
老後の問題は、一人で生きていくと決めた人でさえ、ぶち当たる壁と言えるでしょう。
若いときにはたくさんのエネルギーがあって、いろんなこと一人でこなすことができても、歳を取ればパワーは衰えます。
老いてから、本当に誰かの支えが必要だと気づくことがあるのです。
孤独死があるように、老後に大きな孤独を感じて寂しく人生を終わるなんてことも考えられます。
デメリット④:周りからの偏見
ある程度の年齢になれば、結婚して家庭を持つことが世間では一般的とされています。
30後半、40代になって、独身のままだと「性格に問題あるのでは?」「まともな交際できないのかな?」なんて思われることがあるでしょう。
結婚すれば社会で認められやすいと言いますが、いつまでも独身のままなら偏見を持たれることだって珍しくありません。
一人で生きていると聞けば「自立している」と思われなくはないですが、逆に結婚していないことで、大人として「自立していない」とみなされるのです。
デメリット⑤:家族の愛がない
結婚する人は、新しい家族からの無垢な愛を受けたり、捧げたりすることができます。
一人で生きていく人は、そんなかけがえのない家族の愛を感じることはできません。
家族は、人生における大きな希望や生き甲斐になります。
結婚して良かったと思える瞬間は、家族の愛を感じたときです。
デメリット⑥:生活が乱れる
自己管理ができない人にとっては、一人で生きていくことは困難になるはずです。
料理ができないとなれば不摂生な食生活が続き、身体を壊してしまいます。
家事ができず部屋が散らかりっぱなしとなれば、精神的な障害や衛生的な悪影響を受けるでしょう。
しかし、結婚すればお互いの体を気にかけたり健康管理をし合ったりできます。
今まで家事ができなかった人なら、結婚を機に料理などを学ぶ人は多いです。
不健康な生活を続けているなら、結婚すれば健康的に過ごせるかもしれません♪
一人で生きていくと覚悟するタイミング
「一人で生きていこう」と突拍子なく決める人もいれば、悩みに悩んで覚悟を決める人もいます。
いずれにせよ、なんらかの理由やきっかけがあって、一人で生きていくと決めるはずです。
ここでは、一人で生きていくと覚悟する瞬間やきっかけについてお伝えしましょう!
タイミング①:離婚した時
一度結婚してうまくいかなかった人は、一人で生きていこうと考えることが多いです。
結婚を味わって失敗してしまえば、結婚は人生において不必要だと考えることは理解できます。
結婚に対して消極的になる気持ちもありますが、30代以降に離婚すると婚活もしくは恋活すらも面倒くさく感じてしまうことがほとんど。
「婚活してもうまくいかない」と諦めてしまうからです。
結婚と離婚を経験すれば、人として以前より強くたくましくなるケースもあります。
そのため、一人で生きていく決断がしやすいのでしょう。
タイミング②:仕事の目標がある時
「結婚よりも仕事!」と考える人は少なくありません。
特に、若いうちから明確な目標があり達成させたいと考える人は、恋愛よりも仕事にまっすぐ取り組むようになります。
目標を抱えたまま走り続け、気付けば結婚適齢期。
タイミングが過ぎてしまえば、このままずっと仕事に人生を捧げる覚悟をするようになるでしょう。
タイミング③:結婚相手が見つからない時
結婚したくても一向に結婚相手が見つからないとき、結婚を諦めて独身を貫くケースです。
一人で生きていくと決める人にはよくあるケースですよ。
婚活してもしても良い人に出会えない日々。
くじけたくなりますよね!
次第に、「結婚する意味はあるのか?」なんて疑問に思い、婚活が煩わしくなってくることもあります。
そうして、年齢などを節目に、今後の人生一人で生きていくと決断をするようになるのです。
一人で生きていくために必要な準備
一人で生きていくと覚悟を決めるからには、それなりの準備が必要です。
パートナーの支えがないわけですから、すべて自己責任の生活です。
では、一人で生きていくにはどんな準備をしておけば安心かをみてみましょう!
準備①:家事はできるようにしておく
一人なら、当然家事をするのはあなただけです。
昔両親がしていたことは、大まかあなたがしなくてはいけません。
まったくスキルがないのであれば、うまくこなせるように習得しておくことをおすすめします。
家事や生活の知恵をしっかりと学習して、安定した生活を送るようにしましょう!
準備②:キャリアを積んで収入を安定させる
低収入な仕事では、一人で生きていく上でリスクが大きくなります。
お金に困っても親身に助けてくれる人はいません。
キャリアアップのために仕事を頑張るか、資格を取って手に職を付けておきましょう!
仕事が嫌で辞めたいと感じないように、仕事にやり甲斐を見つけておくことも大切です。
準備③:老後のために貯金する
一人で生きていく上で一番の問題点ともいえる老後の心配は、まずお金を貯めることから解決させていきましょう。
老後に一銭も残っていなければ、生活がかなり厳しくなります。
医療費などで多額な出費が必要となる場合もあるので、若いうちからコツコツと貯蓄して、いざというときのためにお金を蓄えておきましょう。
準備④:友達との関係を深める
パートナーや家族がいないぶん、友達との付き合いを深めて、本当の「独り」になることは避けてください。
助けが必要なときは、友達が大きな救世主となります。
気兼ねなく話せる友だちは、心のオアシスになることもあります。
友達は大切にし、長く付き合っていくようにしましょう。
準備⑤:自分を好きになる
一人で生きていく中で、一番の相棒となるのは自分自身です。
自己否定が強い人は、まず自分に自信を持って好きになることから始めましょう!
自分を好きになれば、堂々と自然体で生きられるし、数倍人生が楽しくなりますよ。
一人で生きていく不安との向き合い方
一人で生きていく大きな決断はしても、心の中には不安を抱えている人も多いはずです。
でも、不安を抱えたまま生きていくのは、辛くて苦しいですよね。
少しでも生きやすくなるに、一人で生きていく不安との向き合い方のヒントを紹介します。
向き合い方①:不安を隠そうとしない
不安や心配は、隠そうとすればするほど大きくなっていきます。
膨らんだ風船を小さい箱に無理やり詰め込めば破裂するように、いつか爆発して自分が崩壊してしまいます。
そうならないように、不安を抱えているなら包み隠さず誰かに打ち明けましょう!
「一人で生きていくと決めたのに、泣き言をいうのはカッコ悪い!」なんて思わないでくださいね。
向き合い方②:好きな事・生き甲斐を見つける
不安に振り回されて、やりたいことや好きなことをないがしろにしていませんか?
一人で生きている人のなかには、活き活きと人生を全うしている人が多くいます。
そんな人たちは、生き甲斐を持っていたり、好きなことを見つけて楽しんだりしています。
不安に感じている人は、目標や生き甲斐を探してみましょう!
向き合い方③:人との関わりを大事にする
一人で生きていくからと言って、人との関わりを一切絶つことはしてはいけません。
むしろ、どんどん人と関わって、出会いや交友関係を大事にしてください!
人は、他の人の考えを吸収してさらに成長することができます。
常に新鮮な生活を送るためにも、いろんな人と関わっていきましょう!
一人で生きていくことを楽しめる人の特徴
誰だって一人で生きていけるわけではありません。
一人を楽しめる人もいれば、楽しめない人もいます。
せっかく一人で生きていくと決めたなら、楽しめる方が良いですよね♪
ここでは、一人でも楽しめる人の特徴を紹介します。
特徴①:自分のペースで生きていける
誰にもとらわれず自分のペースで思いのままに生きられる人は、一人で生きていきやすいでしょう。
マイペースに生きていくには、自分がどんな人間かをしっかり理解していなければできません。
理解することで、困難にぶつかったときに解決できることも多くなるはずですよ。
特徴②:人と関わるのが好き
人が好きで社交的な人も、一人で生きていきやすいです。
一緒に住む家族がいなくても、常に人の輪の中心にいるような人は寂しさを感じにくいです。
また、さまざまな関わりを持つことで新しい出来事に触れられるなど、日常生活の変化を感じることができマンネリ化しません。
退屈や孤独を感じる瞬間が少なければ、一人の生活に満足を感じられるでしょう!
特徴③:自分の身の回りの世話ができる
一人で生きていくための準備で、家事など身の回りのことがきちんとできることは大切だとお伝えしました。
自ら好きで進んで身の回りの世話ができるのであれば、一人であっても苦に感じることはありません。
家の中で没頭できる趣味があればなお良いですね。
特徴④:やりがいのある仕事をしている
結婚しなくても後悔しない人は、結婚に勝る生涯の生き甲斐があるからです。
なかでも好きな仕事をしている人は、活き活きと楽しく生活することができます。
一人でいる孤独心なども感じにくくなるでしょう。
特徴⑤:自分を大事にできる
自分を大切にし自己投資が得意な人は、一人で生きることに向いています。
美容や健康にお金をかけて楽しむ人や、好きなことに全力で挑戦できる人。
また、自分が幸せになるための人生設計がしっかりできている人も同じです。
自分をかわいがって自分らしさを忘れない人は、一人で生きていくことに楽しさを見出せます。
本当に一人で生きていくので良い?
一人で生きていくことには、メリットとデメリットがあるように、必ず一人で生きていけば幸せになれるとは言い切れません。
実際、結婚して家庭を持つ方が幸せだと考える人は多くいます。
筆者は女で既婚者ですが、「もし独身のままだったらどうだっただろう?」と考えることがあります。
「もっと好きなことをして遊べた?」「たくさんの自由があった?」など、一人で生きていくことのメリットから今の自分と照らし合わせてみますが、「今より幸せだっただろうか?」と考えると、「確実にNO」だと言えます。
それは、結婚して家族を持つ人にしか得られない幸せが多くあるからです。
独身者の幸せは、元独身であった既婚者も少なからず知っています。
しかし、独身者は既婚者の幸せを知ることはありません。
新しい幸せを手に入れるか、それとも現状の幸せをこれからずっと大事にしていくかは、人それぞれです。
また、一生一人で生きていくと決めても、その決断を貫き通す必要はありません。
もしパートナーが欲しいと感じることがあれば、そのときは自分の気持ちに素直に行動しましょう!
まとめ
一人で生きていく決断をしたなら、まずは自分を大切にし、もっと自分と向き合うようにしましょう!
不安や寂しさを押し殺さないでください。
そして、人との関わりや出会いを大切にしましょう。
完全に一人で生きていける人なんて誰もいません。
誰かの助けが必要なときが必ずあります。
一人で生きていく以外の選択が見えたら、その気持ちに正直になって行動を起こしましょう♪
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