女性不信とは
辞書によると、「不信」には次の3つの意味があります。
- 信用できないこと
- 誠実でないこと
- 信仰心がない事
「女性不信」の場合は主に1つ目の意味で、「女性を信用できないことや状態」を指します。
同じように、人間を信用できない「人間不信」や、男性を信用できない「男性不信」といったことばもあります。
女性不信な男性の特徴
それでは、女性不信に陥っている男性の特徴について紹介していきます。
気になっている男性に以下のような特徴があるのなら、射止めるのは非常にハードかもしれません!
特徴①:恋愛や結婚に否定的
「無駄にお金がかかる」「自由がない」「コスパが悪い」など、とにかく恋愛や結婚に対し否定的なのが女性不信な男性の特徴です。
信頼できるパートナーと出会い、人生を共にすることは一般的には素晴らしいもの。
しかし、そもそも女性を信頼できない、嫌ってさえいる男性にとって、恋愛や結婚は罰ゲームでしかないのです。
特徴②:恋愛に悩む男女を見下す
恋愛や結婚にメリットを見いだせないからこそ、そこに時間や労力を投入する男女を見下してしまいがち。
「女性は信頼できない」「どうせ男女は理解し合えない」といったように考えているため、いちいち恋愛に悩む男女の気持ちが理解できないのです。
特徴③:露骨に女性を嫌う
女性を信頼できないというだけでなく、露骨に嫌っている場合もあります。
これまで良い女性に恵まれなかったり過去に女性からひどい扱いを受けたなどの経験から、女性全体に嫌悪感を覚えてしまっていることが多いのです。
日頃から女性に対して悪口を言っていたり、拒絶反応を示していたりする場合は女性不信の可能性が高いと言えるでしょう。
特徴④:女性と話したがらない
女性不信の人はそもそも女性に対し心を開かず警戒しているので、自分から進んで会話しようとはしません。
「できれば女性とは距離を置きたい」と考えているため、会話は最低限の事務的なものにとどまります。
男性同士では率先して話しているのに、女性がいる場では途端に大人しくなる。
そんな男性は、女性不信の可能性が高いと言えます。
特徴⑤:女性と目を合わせない
話さないどころか、目を合わすことすら嫌う場合もあります。
目を見て話すというのは、コミュニケーションの基礎。
しかし、女性と信頼関係を築くつもりがない女性不信の男性、会話のときも目をそらす傾向があります。
もちろん、単純にシャイやコミュ障といった場合もあります。
普段は堂々としているのに女性と話す時だけ目を合わせないのであれば、女性不信の可能性があります。
特徴⑥:女性の前で無表情になる
表情が固まるのは、「極度の緊張」や「疲労」のサイン。
女性不信の男性は、女性と話すときに無表情になったり、表情が固まりやすかったりする傾向があります。
女性と話しているときに無表情なことが多いのであれば、その男性は女性との会話に大きなストレスを感じているのかもしれません。
また、女性に対して警戒心が強く、素の自分を見せることに抵抗を感じるために無表情になってしまうということもあります。
特徴⑦:女性のいる場所に行きたがらない
女性に対して嫌悪感を感じる女性不信の男性は、そもそもプライベートで女性と接することを嫌がります。
したがって合コンや相席屋など、女性との出会いを目的とした場所には露骨に拒絶反応を示します。
嫌いな相手には最初から近づかないという女性不信なりの生存戦略と言えるかもしれません。
特徴⑧:女性を見下す
女性不信もひどいものになると、嫌うだけにとどまらず、日ごろから女性を見下してしまうケースもあります。
女性や女性と上手く接することのできる男性にコンプレックスを持っているからこそ「女はこれだから」などと見下すような発言をしてしまいます。
自分が女性と仲良くできない原因を、女性側の落ち度にしたいと言う心理が働いているのです。
特徴⑨:女性を傷つける発言をする
女性と距離を置きたい気持ちが強すぎて、敢えて女性を傷つける発言をしてしまうことがあります。
積極的に声をかけたり、気にかけたりしてくれる女性は筆者にとっては女神にしか見えません。
しかし、女性に抵抗のある男性にとっては、このような「おせっかい」ともとれる女性は天敵でしかないわけです。
「ほっといてくれ……」という気持ちで、敢えて傷つけるような言動を取ってしまうというわけです。
特徴⑩:女性を試す発言をする
ついつい女性を試すような発言をしてしまうことも女性不信の男性の特徴です。
過去に女性から裏切られた経験などから、相手の女性が信頼に足るかどうかを確認せずにはいられなくなってしまうのです。
女性からすれば不快感MAXかもしれませんが、本人にも仕方のない事情があるわけです。
女性不信な男性の心理
続いては、女性不信に陥っている男性の心理について説明します。
女性不信気味の男性に対し、女性との接触を無理強いするのは逆効果になってしまうこともあります。
まずは、お相手の気持ちや心理を理解してあげることが大事ですよ!
心理①:克服したい
言動では女性を拒絶していながら、本心では「女性不信を克服したい」と思っている男性もいます。
本当は人並みに恋愛したいと思いながら、過去のトラウマが邪魔して中々一歩を踏み出せないのです。
女性にそっけない態度を取ることが多いので一見わかりにくいですが、真剣に女性不信を克服しようと考えている男性は少なくありません。
心理②:孤独感
「男友達がいればいいや!」という方もいるかもしれませんが、信頼できる異性がいないというのは孤独なものです。
頼みの男友達も結婚してしまい、だんだん疎遠になっていくということもあります。
結婚に対し抵抗のある女性不信の男性は「一人で生きていかなければならない」という大きな孤独感を感じているのです。
心理③:一人を受け入れている
一人の孤独を受け入れている男性ももちろんいます。
基本的に女性不信の男性は、女性と接することにストレスや不安を感じています。
「女性とかかわって傷つくくらいなら、一人で生きる人生を受け入れた方が楽だ」と考えるようになってしまうわけです。
心理④:女性に何も期待していない
対人関係で傷つくのは、お相手に何かを期待してしまっているから。
期待するからこそ、それを裏切られたときに傷ついてしまうわけです。
過去に信頼していた女性に裏切られた経験のある男性は、「どうせ裏切られるから」と女性に対する期待を捨てるようになるのです。
心理⑤:女性を見る目がないと自信を失くす
これまで良い女性に巡り合えなかったことから、「女性を見る目がないのかも」と自信をなくしてしまう男性もいます。
自信を失うことで、女性との接触を避けるようになり、ますます女性不信へという悪循環に陥ってしまうわけです。
女性不信になる原因
女性不信になる原因は、人それぞれです。
女性不信を克服したいのであれば、自分がそうなってしまった原因と向き合うことが重要です!
原因①:過去の恋愛でのトラウマ
女性不信の男性の中には、「過去の恋愛で大きなトラウマを抱えている」という人が少なくありません。
「信頼していた彼女が浮気をしていた」「人格を否定するような心ない言葉で振られた」「別れた後にあることないことを言いふらされ周囲の信頼を失った」など、過去の恋愛で大きな心の傷を負ってしまったことが原因で女性不信になってしまったのです。
良いなと思う女性に巡り合えても、「また裏切られるかも」と心のブレーキがかかり距離を置いてしまうわけです。
原因②:母や女兄弟との関係性
過去に母親や女兄弟からひどい扱いを受けていたことが女性不信のきっかけになることもあります。
子供のころから母親からの暴言や暴力に苦しんだ経験がトラウマとなり、女性を拒絶してしまうようになるわけです。
また、女性の飾らない私生活を目の当たりにしていたからこそ、ダークな部分が見えてしまい、女性に期待を抱かなくなったというケースもあります。
原因③:いじめ
女性からいじめを受けた経験から女性不信になることもあります。
過去、女性から暴言や暴力を受けたことで自尊心を傷つけられ、女性と接することに抵抗を感じてしまうのです。
いじめというと、子供同士で行われる印象が強いかもしれませんが、そんなことはありません。
職場ではいじめと言っても良いようなパワハラが横行していることもあります。
お局社員からいじめを受けて女性不信気味になってしまうと言うこともなくはないのです。
原因④:男尊女卑な父親・親戚の影響
父親や親戚が女性不信の原因になることもあります。
親の性格や考え方は、子供の人格形成に大きな影響を与えます。
男尊女卑的な思想を持つ父や親戚と長く接していることで、自分も気づかぬうちに同じような思想にとらわれてしまっていたということもあります。
現代は男女平等が当たり前になっていますが、ジェンダーロールがはっきりと分かれていた中で育った40代、50代以上の方の中には常日頃男尊女卑的な発言をしてしまう方も少なくありません。
子供のころからそのような発言に接し続けることで、いつの間にか自分も女性に嫌悪感や抵抗感を抱いてしまうようになるわけです。
原因⑤:女運が悪かった
過去、良い女性に出会うことができなかったことから女性不信になることもあります。
信じられないほど女運が悪い男性ってたまにいるんですよね。
極度のメンヘラやDV女など、これまで付き合ってきた女性がことごとく訳ありで、徐々に女性を信用できなくなってしまったという男性もいます。
もちろん、過去の女性に問題があったからと言って、これから出会う女性もそうだとは限りません。
ただ、これまでの女性運の悪さからつい女性全体に対して偏見を持ってしまうということも少なくはないのです。
原因⑥:アセクシュアル
女性不信とは違いますが、「アセクシュアルだから女性と恋愛しない」という男性もいます。
アセクシュアルとは、「他者に対して性的欲求や恋愛感情を抱かない人」のことを指します。
あくまで、本人の恋愛観。
他人が口出しするようなことではないので、気になる男性がアセクシャルだった場合は恋愛関係に進展させるのは非常に難しいでしょう。
女性不信の克服方法
「女性不信を克服したい!」そう思っていても、どう克服したら良いのかわからない男性がほとんどではないでしょうか?
そこで、女性不信を克服する方法についてお伝えしていきましょう!
克服方法①:信頼できる女性を見つける
女性不信は、過去の女性とのトラウマやトラブルによって女性を信用できなくなったことによるものが多いです。
したがって、身近なところで信頼できる女性と出会うことは女性不信を克服するうえで有効な手段になり得ます。
まずは、身近な女性と会話やコミュニケーションを意識的に増やすようにしてみましょう!
職場の同僚や大学のサークルでも構いません。
女性との接点を作り、信頼できる女性を一人でも作ることで、「優しい女の人もいるんだな」と気づくことが重要ですよ。
克服方法②:いったん恋愛から離れる
「信頼できる女性と出会うことが重要」とお伝えしましたが、いったん恋愛感情を忘れてみることも良いでしょう。
最初から「恋人を探す!」と意気込んでしまうと、出会った女性に対するハードルが高くなり、相手の短所ばかり見えてしまうようになってしまいます。
まずは恋愛感情抜きに話せる身近な女性を見つけ、徐々に信頼できるようになることがベストです。
克服方法③:自己肯定感を高める
女性不信の男性は、女性から褒められたり肯定されたりした経験に乏しいため「自分に自信が持てない」という人が多いです。
自信が持てないと、女性と話す勇気も出ず、ますます女性との距離が開いてしまいます。
仕事や勉強、筋トレ。
些細なことでも良いので、自分磨きをして自己肯定感を高めるようにしましょう!
克服方法④:過去のトラウマと向き合う
なぜ女性不信になってしまったのか、その理由を探ることも有効です。
「自分が女性を信用できなくなったのはいつからか」「何かトラウマになるような出来事があったのか」「どのような状況だったのか」を客観的に見つめ直してみましょう!
トラウマを思い出すことは、精神的にきついことでもあります。
しかし、女性を信じられなくなった原因や当時の状況を見直すことで、女性不信を克服する方法やヒントにたどり着くことがありますよ。
克服方法⑤:できるだけ多くの女性と会う
荒療治ではありますが、とにかくたくさんの女性と出会うことも有効です。
女性と会わない・話さない期間が長く続くと、ますます女性に対しての不信感や拒絶観が強くなってしまいます。
まずはたくさんの女性と出会い、「信頼できる女性もいるんだ」と認識することが大切です。
最初から完全に心を開く必要はありません!
女性と接触する回数・会話を増やしていくように心がけましょう。
まとめ
女性不信の男性の特徴と心理、女性不信になる原因、そして克服方法について紹介しました。
女性に抵抗や不信観を感じてしまう男性は少なくありません。
今回お伝えしたことを参考に、素敵な女性に出会える男性が増えれば幸いです。
ホンカツに
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